日本一予約困難な松濤のフレンチの待望の新店! 金目鯛の鯛焼きって!?

伊豆の金目鯛を2つのスタイルで

スぺシャリテ! 「伊豆の金目鯛を2つのスタイルで 」

次はまさかの鯛焼き!? フォルムのインパクトに心が躍る。なんと、伊豆の金目鯛と海老のすり身を鯛型のパイ包みにしているのだ。

これが、一口食べるとアメリケーヌソースに相まってフレンチのエスプリを感じさせる。見かけは可愛いが、中身は本格フレンチに仕上がっている!

あまりにもテンションが上がり、スペシャリテとして7月以降も出してほしいと主に頼み込んだら、今後は未定だそうだ。ならば、これに匹敵する次の傑作にも期待しよう。

今帰仁アグーのロースト

メインディッシュは「今帰仁アグーのロースト 」

メインディッシュは、アグー豚の原種の血を濃く継いだ今帰仁アグー豚をストウブでローストした料理だった。これを龍泉刃物のステーキナイフでいただく。肉質の柔らかさを物語る絶妙な火入れと切れ味の良いナイフのおかげで、ジューシーさを一層感じた。

アヴァンデセール

続くデザートも大満足の皿数!

デセールを担当するのは、武蔵小杉の『パティスト』でシェフ兼パティシエだった大山恵介氏。アヴァンデセールは、液体窒素で作ったヨモギのアイスと3種の技法を使った日向夏に日本酒のサバイヨンソースをかけた繊細なお皿だ。

バラの花

メインデセールは、冬の森から春の移ろいを薔薇で表現していた。テーブル上で仕上げるチョコレートや液体窒素を使ったアートなお皿の演出に、うっとりしてしまう。

ミニャルディーズ

切り株の中は、鳥の巣のようになっていて、卵に見立てたブールネージュ。どんぐり型のは、マドレーヌ。植木鉢風の器に入っているのは、土に見立てたチョコレート。小菓子まで、細やかな技が光っている!

都会にいるとなかなか目にしなくなったこの光景。散策して自然を見つけた時と同じように喜びを感じた。

7月1日以降の予約分からは、バカールコース8800円(小さなアミューズ数種、ストウブご飯、スフレなど)やオートクチュールコース13000円(食材・お料理の希望を予約フォームに書いてお好みのコースを特別に仕立てるスタイル。ご相談の内容次第で価格は変わる。)も加わる。

あまりにも店に陶酔してしまい、次の予約を入れて帰りたかったが、『sincere(シンシア)』のインターネット予約専用サイトからでないと受け付けていないらしい。それは、Sincere(=誠実な)らしい公平なシステムだ!

オープンキッチンを見渡せる店内

6月末までの“シンシアのおすすめコース”(9600円)
・牡蠣のムニエル
・進化した5つの味のトマト
・魚介のカクテル、車海老と金目鯛
・自家製パン
・バーニャカウダ
・伊豆の金目鯛を2つのスタイルで
・今帰仁アグーのロースト
・アヴァンデセール(季節のヨモギと日向夏)
・メインデセール(バラの花)
・ミニャルディーズ
・コーヒーor紅茶

皿数が多いのは、一目瞭然。気になる予約状況は、もう2か月先まで予約がいっぱいだという。ならばサイトをちょくちょく覗いてまたトライするのみ!

この感動を共有すべく誰を誘おうか考えながら、Sincere(=嘘偽りのない)な想いで再訪を誓った。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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