読者モデルの闇 Vol.5

読者モデルの闇:売れ残った32歳。世界から自分が消えても何も変わらない

一昔前のモデルブームと違い、今は身近な存在の読者モデルがもてはやされる時代に。しかし、その代償は大きく彼女たちを取り囲む闇は深い。

労働時間に対して低すぎる給与、読者モデル自体の供給過多による失われていくポジション、意外なほど少ない職場外での男性との出会い。

これまで“うさぎ・トラップ”に泣かされたまさみや、インスタ地獄にはまる沙希、日給3,000円の美和、そしてプロ彼女の座を狙う加奈子を紹介してきた。

ラストは華やかな世界にいつまでも居座ってしまい、自分の売り時を逃してしまった32歳の“もえ”から話を聞く。

順風満帆な20代の人生。恋人にも恵まれていた


これまで20代の読者モデルへ話を聞いてきたが、今回は32歳でも現役で読者モデルをしているもえに協力を仰いだ。

「この年齢になって読者モデルだけ、と言うのはとても厳しいです。みんな主婦や仕事の肩書と合わせて、雑誌で取り上げられる人がほとんど」

もえは柔らかい巻き髪が特徴的で......


この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

【読者モデルの闇】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo