グルメハッカーHが行く! Vol.2

5月22日は「たまご料理」の日! これぞ王道な昭和オムライスの名店5軒

ランチタイムのオムライス¥1,000。コーヒー付き

とにかく予想外の連続!伝説のオムライス『ツヴァイ・ヘルツェン』

初台オペラシティのすぐ近く、住宅街の裏路地をはいったところに、民家を改装し、天蓋をつけた店が『ツヴァイ・ヘルツェン』だ。外から店内は見ることができず、少し入りにくい雰囲気。しかも店に入るとまず、靴を脱ぐのに驚く。

ドイツ語である店名は「ふたつのハート」という意味で、亡くなった先代のご主人と、奥様のことを表しているそう。ちなみに店はドイツ料理ではない。

ここのランチの名物は、客から“伝説”や“幻”と呼ばれるオムライス。手の込んだ仕込みが必要なため、限定数しか提供できないらしい。

特徴はコンソメスープでリゾットのように炊き上げたライス。それを包む玉子焼きは、ほどよくトロトロ。さらに、ひき肉と酸味のあるトマトとフレッシュなバジルのソースが、王道なオムライスを違った次元のものに昇華。“伝説”という呼び名も納得の一品だ。

長年、取材拒否の店として知られる。先代がなくなり、最近は秋元康氏が紹介したことで、その名が知られる。夜は完全予約制だそう

三位一体のオムカツカレー¥950。オムライスにカレーとロースカツをトッピングしたもの

とんかつもカレーも!食いしん坊の夢を叶える三位一体オムライス『キッチンABC』

豊島区を中心に数店舗を展開する昭和44年創業の洋食店『キッチンABC』。さまざまな洋食メニューをトッピングして、カスタマイズできる。とにかくそのボリュームに圧倒される。

オムライスを最大限に楽しむ方法として、人気を集めているのが『オムカツカレー』という三位一体のコンビネーション。ふんわりとした半熟感のある玉子焼きに、たまねぎ、マッシュルーム、チキンなど王道のケチャップライス。そのうえにはロースかつに黒カレーという、豪華3点セット。

以前訪れたときは、寺門ジモンさんオススメのメニューなどもあるなど、多くの著名人も足しげく通う、食いしん坊のための名店だ。毎回違う組み合わせで、オムライスとのベストマッチを探すのも一興

黒カレー自体はさほど辛くないが、ロースかつの衣にソースのように染み渡ることで、オムライスと上手に融合してる。その肉肉しい食感が全体のアクセントになっている。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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