ヨガを通して自然体の自分へ。元祖人気読モがヨガインストラクターに転身した理由

ヨガを通して見つけた本来の自分。東京生活をリセットすべく決めたハワイ留学

そんな渡辺さんは、現在日本、ハワイ、ロサンゼルスを行き来するというデュアルライフを送っている。

元々旅行が趣味であった彼女は、結婚や出産をする前に1度は海外に移住をして視野を広げたかった。ハワイ留学を決め語学とヨガを勉強し、また、旅行PRの仕事でロサンゼルスにも定期的に足を運んでいる。

「実は、東京での生活に少し疲れてしまったこともきっかけの一つでした。東京では人付き合いも情報量も仕事も多くて。ヨガを通して疲れた自分に気づき始めたんですよね。断捨離というか、一度自分をリセットしたいという気持ちもありました。」

17歳から始めた読者モデルで人気を博し、世間の知名度も高い渡辺さん。ファッション誌の一面を大きく飾ることも多く、学生時代や20代はとても華やかな生活を送っていた。

「高校生の時、原宿のGAPの前で1枚のスナップ写真を撮られたのがきっかけでした。それが“プチセブン”という雑誌の丸々1ページに掲載されて、地元埼玉では大盛り上がり。周りの皆がすごく喜んでくれて、それで自分もアルバイト感覚でお金がもらえて。すごくいいバイトだと思いました。」

しかしモデルの仕事が増えるほど、渡辺さんはファッションやブランド物にあまり興味を持たない自分を垣間見ることが増えた。新卒で勤めた化粧品会社でも、働けば働くほど、メイクにあまり興味がないことに気づく。スッピンで楽な格好で上司や先輩に注意されることも多かったそうだ。

ヨガウェアをそのまま私服に。いつどこでも運動を取り入れられるスタイルがオススメ

「そんな私に合っていたのが、まさにヨガだったんですね。流れで煌びやかな世界で生きてきたのはもちろん良い経験でしたし、友達もたくさんできました。でも実は、私には気楽なロハスライフが合っていたようです（笑）」

そう言って朗らかな笑顔を見せる彼女には、確かに化粧気があまりない。ハワイでは基本スッピンにカジュアルウェアで過ごしていているそうだ。

「ウェアといえば、海外はオシャレなものがたくさんあって、そのまま私服にしちゃうことも多いです。そうすればいつでも運動ができるので。最近は日本でも購入できますが、lululemon(ルルレモン)やLORNAJANE（ローナジェーン）などのブランドウェアはデザインや質が良くてかなりオススメです。」

日本人はあまりスポーツウェアにお金をかける習慣がないが、私服の延長で良いものを身に着けることで、それだけ運動へのモチベーションも上がる。そして日常生活に運動を取り入れやすくなるそうだ。

「海外でのヨガレッスンにも慣れハワイのヘルシーライフも定着したので、いつか生徒さんのためにヨガを取り入れたハワイのリトリートツアーを企画できたらいいな、と思っています。」

渡辺さんのハワイヨガツアーとは、何とも興味深い。

運動不足が気になる東カレ読者にも、気軽に試せるヨガはやはり、ぜひオススメしたいスポーツだ！

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