朝スポ美女 Vol.4

ヨガを通して自然体の自分へ。元祖人気読モがヨガインストラクターに転身した理由

運動やオーガニック食品への意識の高まりなど、ヘルシーライフのブームは留まるところを知らない。その中でも特にヨガは爆発的な人気を誇り、特に東カレ的美女の中にヨガ未経験者を探すのは難しいほどですらある。

ヨガインストラクターである渡辺由布子さんは、そんなヨガの魅力をいち早く察した女性の一人であり、ヨガ歴は10年を超える。ヨガの真の魅力と、それによってもたらされる等身大のライフスタイルに迫った。


忙しいからこそ運動の時間を作る。朝スポ美女定番の法則


「ヨガ歴は、もう10年以上になります。」

小さな頃からジャズバレエを習っていたという渡辺さん。ヨガを始めたきっかけは、その身体の柔軟性をキープするのが目的であった。最初はスポーツジムのヨガクラスに参加していたという。

「新卒で務めた化粧品会社はかなり多忙で、終電帰りや徹夜も多かったんです。忙しい日々の中でしたが、曜日と時間を決めて必ず定期的にヨガに通うようにしていました。忙しいからこそ、自分だけのための、自分と向き合う時間が必要だったんです。」

特に勤務前の朝のヨガを好んでいた渡辺さん。朝の時間を有効に使うことで1日を有意義に効率的に過ごすことができる、というのは歴代の朝スポ美女たちの間でも定番である。

「私は元々学生時代から、予定を詰め込みたいタイプの人間でした。1日に何個も予定を入れて、常にスケジュールに追われて。それがヨガをするようになってから、精神的にも落ち着くようになりました。」

ひょんなきっかけで、多忙OLからヨガインストラクターへ転身!


ヨガがすっかり習慣となった頃、渡辺さんはたまたま新しくできたヨガスタジオの広報の仕事をオファーされた。睡眠時間もままならず、生活のリズムが崩壊していた彼女はその仕事を快く引き受けることにしたが、出来上がった名刺には印刷会社のミスで“ヨガインストラクター”と記載されていた。

「当初インストラクターをする予定ではなかったのですが、名刺はたくさん作ってしまって勿体ないし、せっかくなので資格を取ってしまおう...という流れで(笑)でも趣味としてのヨガは定着していたので、良いきっかけだとも思いました。」

そうして渡辺さんはインストラクターの勉強を始めたが、ヨガを受ける側と教える側では、状況が全く違うことに最初は少々戸惑いもあったという。

「ヨガのインストラクターというと、“好きなことを仕事にできていいね”とよく言われます。もちろんその通りだとは思いますが、教えるのと習うのでは実は全くちがうんです。」

元々体が柔らかかった渡辺さんだが、ヨガ歴も長く、受けていたのはいつも上級クラス。しかしインストラクターになれば、まず受け持つのは初心者クラスが多い。体の硬い人やヨガを初めて経験する生徒さんにいかにアプローチをするか、どうすればヨガを好きになってもらえるのか?最初は苦労することも多かった。

「体を動かすことに慣れていない人、初心者の目線で教えることは、インストラクターとして必要不可欠です。レッスン中は100%生徒さんに神経を注ぐので、実は自分の運動になりません。でも私は、実は小さい頃は先生になりたかったんです。なので、この仕事はすごく楽しいです。」


少し恥ずかしそうに語る渡辺さんは、インストラクターとしての技術向上にかなり積極的に取り組んでいる。同じようなレッスンを繰り返し生徒が飽きないよう、海外の最先端のヨガ講習を受けたり、インプットとアウトプットのバランスを取るという姿勢はまさにプロである。

「レッスンでは生徒さんの身体をアジャストして、無理なく心地よいポーズを取れるように気をつけています。私のレッスンに続けて通ってくれる生徒さんがいて、その成長を目で見て実感できるのが嬉しいんです。」

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