23区トリビア Vol.2

23区バトル:何故こんなに差が!スターバックスが一番多い区・少ない区はどこだ!?

いよいよトップ3の区を発表!

3位.渋谷区(30店舗)

トップ3、まずランクインしたのは渋谷区で30店舗。
店舗の分布をみてみると、冒頭で見た新宿駅には劣るが、渋谷駅周辺には9店舗あるほか、原宿~表参道にかけて6店舗、恵比寿・広尾・代官山エリアに8店舗と、店舗が集中しているエリアが多かったのが特徴。

渋谷・原宿・表参道は言わずもがな若い女性が集まるおしゃれショッピングエリア。買い物に疲れちょっと一息入れたい時、ふらっと立ち寄る客が多いのだろう。
代官山は数多くの個人店が立ち並ぶおしゃれカフェ激戦区。ここはさすがのスターバックスも1店舗のみ。
恵比寿・広尾はデートや女子会で人気の美食エリア。待ち合わせ場所としても使う人が多いだろう。

ちなみに、実は1頁目で考察した4位の新宿区とは4店舗差であったが、実は新宿駅南口周辺に3店舗スタバがあるのだ。このエリアがもしも新宿区であれば、渋谷区との逆転もあった。

2位.千代田区(39店舗)

2位は千代田区。皇居を中心としたこの区だが、地図を見ると皇居の東側、つまり大手町、東京駅、有楽町周辺エリアのスタバの店舗が集中していることが伺える。

東京駅を中心として、西の丸の内、東の八重洲、北の大手町、南の有楽町・日比谷、これら全ての店舗数を合わせると、なんと21店舗にものぼる。ちなみに八重洲エリアは一部中央区の為、3店舗は中央区になっており、こちらを合わせると24店舗になる。

平日は商談やアフター5、お昼の軽食などオフィス街のOLやサラリーマンの利用客で溢れ、休日は待ち合わせや新幹線の発着時間まで旅行客・観光客で溢れる為、安定した売り上げも維持できているのだろう。

ちなみに千代田区の他の店舗も見てみると、飯田橋、九段下、市ヶ谷、霞が関と、この千代田区に限って言えば、ほとんどどの駅を降りたとしても、徒歩数分圏内にスターバックスが存在していることになる。

1位.港区(40店舗)

激戦を制し、1店舗差で1位に輝いたのが港区で40店舗。でました、また港区。。

港区と言えば、メイン客層である女性率が高い区というのがまず挙げられる。

加えて、白金・高輪といったセレブな住宅街から、六本木・麻布・青山・赤坂と感度の高い大人が集うファッションエリアまで、オシャレタウンが集結している区でもある。3位の渋谷区で考察したように、デートの待ち合わせやショッピングついでに利用する客も多いのだろう。

それでいて新橋というビジネスエリア、品川というターミナル駅も港区にはある。実際に今挙げたエリアには全て多くのスターバックスがある。

これらの要因に加えて、ここで注目したいのは、港区が平均年収の高い区ということだ。加えて、労働力率が圧倒的最下位(46.06%)ということ。

以前の考察でも触れたが、港区は時間とお金に余裕がある人が多い。今朝の眠気覚ましに一杯飲みに来つつ、タブレットやノートパソコンを広げてデイトレを。またある人はお茶会やママ会を。そんな日常が目に浮かぶのである。

そういった、ややリッチな顧客がスタバにとっては一番のターゲット層になっているのかもしれない。
実際に平均年収の高い区のランキングをみてもらえばわかるが、1位:港区、2位:千代田区、3位:渋谷区という並びが全く同じであるということは偶然ではないだろう!

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