鎌倉カレンダー Vol.3

鎌倉カレンダー:盛り上がるほどに感じる港区の「虚無感」。波以外の楽しみはもういらない?

東京生まれ、東京育ち。

学生時代から就職まで一通り都会で過ごしてきた透は、外資系証券会社に勤め高い年収を稼ぎ、何不自由しないエリート生活を送る。

しかし都会で神経をすり減らす生活に疲れた透は「焦燥感」を感じ始め、癒しを求め「鎌倉の海」に通うのが習慣になっていく。遊びにはもう魅力を感じず、仲間に対して持つようになった「優越感」。楽しみは波だけでいいと思うようになっていくが...?

鎌倉カレンダー Vol.2:都会の狂ったサイクルで生活する仲間たちに感じる「優越感」。自分には海がある


外銀御用達の十番の高級カラオケにて、デキる後輩がセッティングした深夜の集まり


先日、会社のチームの飲み会がありました。久しぶりに大きなディールがまとまって、最近にしては珍しく、平日にも関わらず皆かなり盛り上がってました。男ばかりで飲むのもつまらないから、次は赤坂のキャバクラでも行っちゃおうか、どうしようか、なんて上司が2件目を検討し始めたとき、後輩の雅人がすかさず

「女友達呼びましょうか?可愛いOLたち呼べますよ。25、6歳くらいの。」

なんて言い放ったので、みんな途端にデレっとしてさらに盛り上がりました。雅人はさらに素早く麻布十番の『マンシーズ トウキョウ』の個室カラオケを予約し、1時間後には淡いパステルカラーの服を着た女の子たちが4人集まりました。

平日深夜に女の子を集めるなんて、僕には到底出来ない芸当です。やりたくもないけど、仕事がデキる奴はこういう所もちゃんと抜け目ないんですよね。

女の子たちは気怠い高い声で、「なんでいつもココなの?社割でもあるのぉ?」なんてケラケラと笑っていて、すでに少し酔っているように見えました。AKBやももクロなんかの歌も振付つきで上手に歌うので、上司や先輩もかなり上機嫌です。

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