前回までのあらすじ
神奈川県の公立高校から、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、丸の内の大手人材会社に勤める絵理奈(28)。周りの友人たちは“恋愛対象になるのは最低でも早慶レベル"と口を揃える。彼女自身も、明治大卒の元カレからのプロポーズを断り、様々な学歴の男とのデートを試みる。
そんなとき出会ったのは、早稲田政経卒、ラガーマンの浩哉(30)。絵に描いたような早稲田男子に浮足立ったが、彼がファーストデートに選んだお店は『やさい家めい』だった。二度目の誘いはスルーして、大手商社マンとの食事会に期待する絵理奈だったが……?
東大卒の商社マン。頭のいい男は仕事の話で女を口説く?
今夜は、赤文字系の読者モデルに誘われた、大手総合商社マンとの食事会だ。幹事のレベルが高いと、男性陣への期待値も自然と高くなる。
場所は恵比寿の『NOS-EBISU』。地下に通じる階段を降りると、すぐにバーカウンターがあり、奥に広々としたテーブル席が見える。壁にはアート作品が飾ら......
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