東京ファイトクラブ Vol.1

東京ファイトクラブ:意識高い系ビジネスマンの爆裂トレーニングを追った!

朝食:野菜やフルーツ、チアシードを入れたスムージーは欠かさない

昼食:「聘珍樓」にて。夜は外食をしない代わりに昼メニューでメリハリをつける

現在、大手総合商社のアグリビジネス部で南米における肥料業界のM&A案件を担当する傍ら、労働組合の東京支部副支部長として組合員の福利厚生や親睦形成、ワークライフバランスの向上に努めている。

◆12:00PM

「良いものを食べなければ、健全な身体と精神は宿らない。」と、日ごろから口にするものには気を付けている。栄養学から学んだ知識を基に、摂取する栄養素のバランスを考え、カロリー過多にならないよう、基本的に夜は外食をしないそうだ。

愛する人も、力がなければ守れない


クロスフィットの過酷なトレーニングメニューをこなしていくには、屈強なメンタルが必要なのは言うまでもない。しかし、常に同じ意識レベルを維持してきたわけではないという。自分を変えるきっかけとなったのは、2年前。ある女性との出会いだった。

「実は、その子は死に直面していました。ただ、僕は付き添うことしか出来なかったんです。愛だけでは大切な人を守ることは出来ないし、経済的・精神的な自立と、自身の健康があって初めて家族や恋人を守れることを実感しましたね。自分の力で出来ることを増やしていきたいと思うようになったし、健康や時間の遣い方に対する意識が変わったのはその時からです」

―ただ、それだけ自己研鑽に時間を掛けていると、なかなか恋愛をする時間もないのでは?

「常に探してはいますけどね。アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット、ジョージ・クルーニーとアマル・クルーニーみたいなカップルが理想です。それぞれが精神的にも経済的にも独立していること。社会福祉に関心があり、子供のロールモデルになってくれる女性に惹かれます。ただ、なかなかそういった次元に達している女性に出会うことは難しいです(笑)。自分自身がそういった次元に達した時、出会うべき人に出会えると期待しています」

常に誰かの見本でありたい、と力強く語る彼が、今後目指すところは一体どこなのか。


日本の過疎地に、「世界がもし100人の村だったら」の世界観を実現したい

元々商社に入社したのは、JICAに勤める父の影響もあり、困った人を助けたいと思ったからだと言う。生まれ育った南米で、教育を受けられず職に就けない多くの人を目の当たりにし、衣食住の安定と雇用の創出、教育制度の重要性を痛感した。

「日本の過疎化した地域に国際的なエリート育成機関を持った街を作るという夢があります。米国のボストンのようなイメージです。国という区切りをなくし、常に人が高い意識レベルで物事を考え、行動し、世の中を真剣に変えて行ける人材を育成する環境。

もちろん、共通言語は英語と日本語で、あらゆる人種の人たちを受け入れる。“より良い世界を実現し、人の為に生きる”人材を育てたいんです」

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