今まさに旬を迎えたジビエ！絶品のエゾジカを銀座フレンチ個室で(2/2)[東京カレンダー

山鳩のポワレ

そして本日の主役、メインのジビエは山鳩かマガモの鳥類、イノシシかエゾジカの獣類から1種類ずつ選べる。（入荷状況による）

お待ちかねのジビエひと皿目は「山鳩のポワレ」に。運ばれた瞬間、香り高いジビエ肉の甘い香りで個室が満たされ、「ひと皿のお料理でこんなに雰囲気が変わるの」と、きっと彼女の顔が華やぐだろう。

燻製することで雄々しい香りを放つスコットランド産の山鳩は、躍るような弾力とともに波状に広がる鉄の旨みに生き生きとした野性味を感じる一皿だ。あえて無骨に仕上げた全粒粉パスタやトランペット茸の食感もあわせて楽しみたい。

エゾジカのロースト

続くジビエふた皿目は「エゾジカのロースト」。ベストの火入れで仕上げた鮮紅色の鹿肉は歯を押し返すような力強さと繊細な風味を併せ持つ「ジビエ初心者の方にぜひ」とシェフも評する“静かなる肉”だ。

「ジビエの魅力は肉本来の野性味のあるいい香り。作り手の個性が表れるからこそやりがいがあります」と梶山シェフ。

内装や食器、レースペーパーに至るまでマダム・Chiekoさんの意匠が凝らされた美麗空間で味わう山の恵み。通常1,0000円コースと2,0000円コースもあるが、全６品12,000円のこの時期だけしか味わうことのできない限定のジビエコースは、十二分に満足できる美味体験をあなたに与えてくれるだろう。

彼女の「冬はやっぱりジビエね。また連れてきて」の言葉を引き出して今宵は一丁上がりだ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。