吉田類の酔いどれ時事放談 Vol.3

『酒場放浪記』の吉田 類が酒を片手に頑張ってこの頃話題のニュースを斬る!

一緒に飲んだ人、そしてテレビを観る人皆を、なんだか幸せな気分にしてくれる“偉大なる酔っ払い”吉田類。酒場をこよなく愛する粋な詩人の目線で、基本はおおらかに、時に厳しく、混迷する日本や世界のあれやこれやについて語ります!(やはり酒を片手に)

野球賭博問題、いかがなものか!?

――先月、巨人軍の選手が野球賭博に関与していたことが問題に。その後別の選手の関与も発覚し、三人は任意で警視庁の事情聴取を受け、球界からは無期失格処分が下されました。激震です! またドラフト会議の前だったので、球界では大問題になっています。

類「いや〜、僕、野球のことは詳しくないんだけどね」

――あ、私もなんです。ルールブックがものすごく分厚くて、実は細かい決まり事が相当複雑、とも聞いたことがありますよ。

類「大リーグで頑張っている日本人選手の活躍を見るのは好きなんだけどな」

――おっと、話が脱線しそうなので本筋に戻します、と。野球界のこうしたトラブルでは、1969年から71年にかけて、八百長騒動があったんですよね。

類「へえ、そうなの?」

――暴力団関係者に、わざと負ける「敗退行為」を持ちかけられて実際に行った選手がいて、日本野球界初の「永久出場停止処分」という厳罰がくだされたんですって。政財界の不正行為を描いた、松本清張の『日本の黒い霧』から名前をとって「黒い霧事件」と呼ばれているんですよ。

類「博打はダメですよ、ええ。僕は嫌いだね」

――じゃあ未経験ですか?

類「やったことがあるのは、ばんえい競馬だけだね。その時は勝ったけれど、本命だったから金額は大したこと無いし、そもそも賭けることよりも、馬が見たくて行ったからねえ」

――類さんらしい!

類「あ、だから競馬場で馬を見るのは大好きだよ!」

――確かに、競馬場は馬券を買わなくても楽しいですよね。食べ物もいろいろあるし! わかる気がします。

類「それにしても、プロ野球の選手が賭博に手を出すとはねえ。スポーツマンは、フェアじゃないと!」

――「巨人軍は紳士たれ」とも言われていますよね。

類「巨人だからダメとかじゃなくて、とにかくダメなものはダメ!」

――仰るとおりです!

類「スポーツ大会の開会式では、最初に選手宣誓をするよね。あれがいかに尊いことなのか、をもう一度考えなおしたほうがいい。なおざりになっていると思うねえ」

――形式だけになってる?

類「種目もチームも関係なく、とにかくスポーツマンたる者クリーンたれ!と強く言いたいね!」

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