ビールには焼き鳥しか考えられない貴方に贈る、都内絶品焼き鳥8店

右から、血肝、すなぎも、丸はつ、かしわ。大半の串の単品は¥300前後。紀州備長炭で部位の特性に合わせて焼き上げる。単品のほかにコースなども

※時期などによって、メニューの変動あり。

焼き鳥とワインのマリアージュを存分に味わう『乃木坂 鳥幸 銀座店』

銀座

山梨の甲斐路軍鶏を用いた焼き鳥と豊富にそろったワインを楽しめる『乃木坂 鳥幸』の銀座店が2013年3月にオープン。

八ヶ岳の雪解け地下水を飲み、トウモロコシなどを食べて育った鶏を使用する点は乃木坂店と変わらないが、ワインのラインナップに幅を持たせるなど、銀座店ならではの楽しみも。

特筆すべきは、串の種類の多さ。ソリレース(もものつけ根)をはじめ、おたふく(胸腺)やちょうちん(腹卵)といった“変わり種”も充実している。

この希少部位の正体は、もものつけ根部分。よく動かす部分ゆえ肉が締まっており、味も濃厚。 山梨県『中村農場』の甲斐路軍鶏を使用。冷涼な土地で育った鶏の肉は繊細な旨みに富む

部位の特徴をとらえ、鶏の旨みを逃さないように焼き上げるのはもちろん、タレや生醤油、塩を使い分け、それぞれの持ち味を最大限に引き出す。

厳選されたワインと共に、奥深い味わいをじっくりと堪能したい。

上.ささみ(本わさび)、ハツおち、せせりにんにく焼 ねぎ塩炙り
下.レバー

※時期などによって、メニューの変動あり。

魅惑の〆メニューは究極のジバラ飯『鳥誠』

船堀

紀州備長炭で温度差を作った焼き台で、肉質の違う串ごとに最適なポジションで炙ってくれる。常に客席に目を配り、余熱も加味して絶好の状態で供するのがこちらの身上だ。レバーやささみのレア加減は、生肉愛好家をも唸らせる。

串はもちろん、サイドメニューも必食。珍味・白レバーを甘辛く炒めた一品は、呑んべえ垂涎。

卵がとろける親子丼に、内臓以外の部位を粗挽きしたそぼろ丼も、魅惑の〆メニュー。最後に出される鶏ガラスープの滋味とともにいただけば、究極のジバラ飯となるだろう。

料理はいずれもおまかせコースより。串は左から、もも、手羽、うずら。ももは一度皮を剥がしてから身に巻き直す、手羽は骨を抜くなど、細かい仕事が光る。うずらは半熟状態のものをタレに漬け込んである

※時期などによって、メニューの変動あり。

1本1本に思いやりと工夫が光る
『こけぴよ』

代官山

愛らしい店名に、白木を使い清潔感のある明るい店内。店の主役たる焼き鳥もまた、すっきりと上品な印象の佳店だ。

串7本と希少部位のえんがわ焼きが楽しめるおまかせコースは、旬の野菜の先付けから始まるが、たとえばある日は生食用のそら豆と2種類のカブとを盛り合わせに。

彩りも美しく、心を掴まれるプレゼンテーションである。

野菜は千葉「タケイファーム」より。みずみずしく力強い味わいがみなぎる

肝心な焼鳥も、また然り。人気の「もも」は、水郷赤鶏の皮を巻き直す際に裏側の余分な脂を外すから、皮はパリっと、身はジューシー。

「手羽」は「お客様が食べやすいように」と骨を外して焼くという妙技も。水郷赤鶏のほか部位によっては大山鶏も使い、それぞれの持ち味を存分に引き出す。

いろいろな部位と大葉、少量の長芋を混ぜた「だんご」も旨みがあふれているし、かじると黄身がとろりと流れだす「うずら」もたまらない。1本1本に思いやりと工夫が光る焼き鳥屋である。

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