そうだ、京都は遠いから鎌倉行こう!この秋、訪れたい鎌倉の名店散策

お店でいただけるのは、ベルギー、カレボー社の高級チョコを3種使用して層にした濃厚なチョコレートケーキとチーズケーキの2種のみ。コーヒーまたは紅茶のセット

このチーズケーキを食さずしてチーズケーキを語る事なかれ『House of Flavours』

鎌倉

昭和初期、高級別荘地として開発された鎌倉山。その面影が色濃く残る、静けさ漂う斜面に、ひっそりと佇むサロンカフェ。80歳を過ぎた今でも現役で料理教室を開催している、

オーナーの料理研究家ホルトハウス房子さんの自宅脇にあり、店のケーキ類も厳しくチェックされている。「日本一贅沢で、美味しく、高価」と評されたチーズケーキは、誰しもが虜になる珠玉の作品だ。

テイクアウト用のケーキサンプルが並ぶ胡桃の1枚板の天板と、店内壁のカーブが美しく同じ角度で広がりを持った設計は、斎藤裕氏によるもの。店そのものが葉の形で、ガラス窓は葉脈に見える

35年間に渡り、食材の配分を試行錯誤、その結果から完成させたもので、材料は最高級の無添加に限定。数種類のクリームチーズは程よい甘さとなめらかさであとを引く。

上はサワークリームの2層仕立てで、タルト地はバターとグラハムクラッカーを合わせ、シナモンの風味を効かせたもの。フォークを入れると崩れるほど、ソフトタッチ。

大きくずっしりしたチーズケーキのボリュームに圧倒されるが、紅茶はポットで供される香りのよいダージリン、深煎りのコーヒーも2杯いただけるので、時間をかけて究極の濃厚美味なチーズケーキを堪能できる。

鎌倉山の急勾配に佇むサロンは、榎の大木が迎えてくれる。その先の入口から階段を下ると、サロンへ。入口からわくわく感をもたせてくれる、素敵な雰囲気

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