都会の喧噪を離れて。 Vol.3

せっかく行くなら究極の景色を!日本三景をひとり占めできる絶景宿5選

<京都府>天橋立

出典:Amaro-k

京都府宮津市の宮津湾と阿蘇海をへだてる「天橋立(あまのはしだて)」。約8,000本もの松が茂るその姿は、天への架け橋のようであるとも評されます。海の間を割って現れたような、不思議な名勝です。では、この天橋立はどんな風にこの地に生まれたのでしょうか? 「丹後風土記」にはこんな記述があります。

”その昔、天への架け橋といわれてました天橋立はイザナギ、イザナミ の神が天への上り下りに使われた浮き橋であると言われ、ある日イザナギノミコトが昼寝をしている間に倒れて天橋立となったという神話が残っています。出典:www.amano-hashidate.com/020guid.html

そんな天橋立には、「三人寄れば文殊の智恵」で知られる智恩院や、天橋立と文殊堂のある陸地をつなぎ船が通るたびに90度旋回する廻旋橋などの見所が盛りだくさん。それらを楽しみながら滞在できる宿を2つご紹介します。

老舗の風格ただよう最高級の別館「文珠荘 松露亭」

出典:relux|文珠荘 松露亭

天橋立の老舗旅館「文珠荘」。その最高級の別館として知恩寺の境内に佇むのが、木造総平屋数奇屋造りの「文珠荘 松露亭(もんじゅそう しょうろてい)」です。

美しい数寄屋造りの佇まいは、京都の名工によって生み出されたもの。お部屋の間近に天橋立と阿蘇海を望みながら、建物の風情も楽しむことができる贅沢な旅館です。
※一部、天橋立を見ることのできないお部屋もございます。

出典:relux|文珠荘 松露亭

文珠荘 松露亭自慢の料理は、豊かな自然に囲まれた丹後の山海の幸、旬の食材にこだわり厳選した味覚会席。特に、新鮮な魚介類を味わえるのは夏季だけの贅沢。

獲れたて新鮮な宮津産とり貝や岩牡蠣が、お腹も心も満たしてくれます。写真だけでも、ぷりぷりとした食感を感じられそうです。冬には松葉蟹、秋には松茸と、四季折々の山海の幸を満喫できます。

出典:relux|文珠荘 松露亭

目の前に広がるのは、阿蘇海と松の林だけ。喧騒から離れて、ただ静かな1日を過ごすにはぴったりの場所ですね。ここ文珠荘 松露亭でなら、日本そして天橋立の本来の美しさに出会うことができるのかもしれません。

施設名  :文珠荘 松露亭
施設URL :https://rlx.jp/22491
参考価格 :1泊1名¥29,160〜(2名利用時/2食付/税・サービス料込)

5万本のワインが自慢の宿「ワインとお宿 千歳」

出典:relux|ワインとお宿 千歳

ここ「ワインとお宿 千歳」は、江戸時代から続く千歳旅館の面影を残しつつ、天橋立と廻旋橋を間近に望む宿。懐かしさと新しさが共存する、心地よい一軒です。

宿に着いたら、ゲスト専用サロンへ。チェックイン後は、ウェルカムドリンクで最初の一杯をどうぞ。真っ赤な廻旋橋を眺めながら、最高の旅の始まりを体験することができます。

出典:relux|ワインとお宿 千歳

お部屋の窓から望めるのは天橋立の松の木々や、運河の流れ。そして、お部屋の中には日本らしい温かみを感じる家具や壁、洋風のランプやステンドグラス。二つとして同じものがないという空間を堪能することができます。

2階には、天橋立温泉の湯を引く趣深い4つのお風呂も。まったりとしていて美肌効果の高い泉質で、「美人の湯」と評判です。

出典:relux|ワインとお宿 千歳

そして、この宿の最大の自慢は、なんと5万本を数えるというワインセラーです。なぜこんなにもたくさんのワインが眠っているかというと、その秘密は京都産のぶどう100%でつくられるオリジナルワイン「天橋立ワイン」に隠されています。

というのも、ワインとお宿 千歳は、「天橋立ワイン」を手掛けるオーナーの隠れ宿なのです。ワインセラーには天橋立ワインをはじめ、5万本もの世界中のワインが揃っています。所有しているぶどう畑、系列の「天橋立ワイナリー」での工場見学もできるので、ワイン通には堪りません。本物の”ワインの宿”へ出かけてみませんか?

施設名  :ワインとお宿 千歳
施設URL :https://rlx.jp/28392
参考価格 :1泊1名¥20,088〜(2名利用時/2食付/税・サービス料込)

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