彼が言うなら間違いない!松岡修造が伝授する“デキる人”になるための10ケ条

「スポーツでは、得点を取るためにルールの中で相手を騙すズル賢さが必要です。例えば、ストレートを打つと見せかけてバックハンドで打つというようなことです。自分さえも騙すところまでいかないと世界のトップには勝てません。

これはフェアプレーのスポーツの考え方ですが、仕事も一緒です。仕事を成功させるためには、いい意味でのズル賢さが必要です。疲れていて今日はやりたくないという時は、元気よく『よろしくお願いします』と自分を騙し、プラスの方向に捉えることで結果が変わってきます」。

例えば、「錦織圭選手は、ボールに操られることはありません。まず自分が動いて、来たボールを自分の意志で表現して打っていく。これこそが、自分がコントロールしていることです」

6.「どうでもいい」「微妙」「どっちでもいい」という言葉は禁句
7.決断する力を持つ

情報過多の時代、誰かが言ったから、本に書いてあったからと、人の意見に影響されることも多い。しかし、自分らしさをしっかり持つことが大切だと松岡さんは言う。それは日常の中でも実践されている。

「仕事に追われるのではなく、時間をどう活用していくのかを考えながら予定を書き込んでいきます。それこそが僕の修造カレンダーです」

ジュニア合宿では「どうでもいい」「微妙」「どっちでもいい」という言葉は禁句だという。それは決断する力を養うためだ。判断が間違っていても、やがて正しい判断ができるようになる。

「これは僕が一番できなかったことです。海外に行くと授業では自分から意見を言ってコミュニケーションをとることが求められます。それには苦労しました。苦手なことでも、変わりたいという自分の強い意志があれば、弱い心を変えることができるんです。」

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