編集長オーツキの 磨け、バカ舌! 学べ、オトナの遊び Vol.34

時代はカフェメシから、カフェ酒へ! 二軒目に行くべきほろ酔いカフェ6選

curated by
大槻 篤

音楽に身をまかせゆったりと呑める『Cafe Apres-midi』渋谷

良い音楽はゆったり呑みたいときの最良の友。ここにはいつも気持ちのいい音楽が、会話を邪魔しない音量で流れている。2014年に公園通りからファイヤー通りへと移転したが、大人がソファで寛ぎながら過ごせる落ち着いた空気感は変わらない。

オーナーは音楽業界で活躍し、コンピレーションCD「カフェ・アプレミディ」シリーズをはじめとする数々の名盤をヒットさせてきた。ボサノバがカフェミュージックとして愛されるようなるまで、このカフェが果たした役割は大きい。ワインを呑みながら、音楽と静かな言葉を楽しもう。

ヴィンテージインテリアが心地よい『altBAU』吉祥寺

駅の至近距離ながら、不思議に穴場めいた雰囲気のあるビルの4階。古い建物の質感を残しながらカフェに変身させることに長けたAttic Planningが手がけた空間がある。

広いスペースは半個室として使える大ぶりのソファ席や、落ち着いて呑めるように背もたれのある低い椅子を選んだカウンター席など幾つかのコーナーに分かれているが、どの席に座っても寛げるよう演出されている。

国内外のビールやカクテル、ワインにウィスキーに焼酎、梅酒と、お酒は種類豊富。料理も充実しているので、一軒目でなんとなく食べたりなかった場合も安心。

粋な音楽とクラフトビールの相性が抜群『BLUE BOOKS cafe』自由が丘

ブルーノート東京がプロデュースするカフェは、本と音楽と食事を楽しめる場所。ブルーノートオリジナルのクラフトビールが最高。他に人気の高い常陸野ネストビールやワイン各種を豊富に揃え、三元豚のコンフィや「自由が丘のナポリタン」などお酒のあても万全。

カフェの魅力は、ほろ酔いになりたい人、夜更けにコーヒーとスイーツで和みたい人、書架に並ぶ1000冊の本を手に取りたい人が同じテーブルにつき、それぞれ好きなように過ごせること。雰囲気の良い落ち着いた空間がどんな願いも受け止めてくれる。

川口葉子 プロフィール
ライター、喫茶写真家、All About カフェ ガイド、東京カフェマニア主宰。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆。
現在“個性の光るカフェ”が探せる日本初のアプリ「CafeSnap」(http://cafesnap.me/)を監修。カフェに特化した検索機能と、写真集のようなタイムラインで、カフェ探しを楽しくサポートしているアプリだ。
http://cafesnap.me/

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

【編集長オーツキの 磨け、バカ舌! 学べ、オトナの遊び】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo