編集長オーツキの 磨け、バカ舌! 学べ、オトナの遊び Vol.32

麻布十番の穴場発見! 老舗居酒屋でリーズナブルにベロベロ

curated by
大槻 篤

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

駅から至近、しかも商店街入ってすぐという好立地。麻布十番のど真ん中にある『居酒屋 十番』は、いつでも行けるという安心感からなのか、いつのまにか行くリストから外れていたお店。

今宵は呑み助の友人と久々の飲み。ということで、その実力を知るために意を決して入店してみました。

店の作りは当世流行中のコの字型カウンター主体で、その脇にテーブル席がちらほらという作り。職人肌の板さんが黙々と作業をし、イキの良い女性たちが配膳を仕切る。

カウンター内部には使い込まれた鉄板が。次々入るオーダーを小気味良く調理する姿は見ていてほれぼれ

客筋は常連さん主体で、年齢層も若干高め。おどおどしている我々を有無も言わさずカウンターへと案内され、流れるまままずは瓶ビールで乾杯! 川エビの唐揚げ(500円)、えいひれ(500円)、揚げ出し豆腐(500円)という、ザ居酒屋メニューを頼めば秒速で運ばれる。

飲めば都、あっという間にアウェーな空気から居心地のよい空間に様変わり。

川エビの唐揚げがオンメニューされているお店は信頼できる、と誰か言ってたましたが、その通りでした

ようやくまわりが見渡せ、一通りオーダーをすませた後、常連客らしき人たちは鉄板焼きを皆オーダーしているのを見てあわてて追加オーダー。コの字カウンターの先端部に使い込まれた鉄板が設置され、アスパラ焼き、焼きそば、などジュージューと熟練の職人が焼きまくっている。

これがポパイ焼き。卵を割ると野菜炒めが出現する健康的なメニュー

私がオーダーしたのはポパイ焼き(580円)。もやし主体の野菜炒め(気持ちほうれん草も入る)を卵で包むという、ここオリジナルの料理である。ノスタルジックな見た目だがなかなかどうして、ビールもすすむ。

鶏の唐揚げ。皮はパリパリ、肉はジューシー、食感が楽しい逸品

酒がすすみ、しめさば、ホヤ、唐揚げ、焼鳥と頼みに頼んで、二人で8000円くらい。麻布十番の一等地で、40年も続く老舗にしてこの値段。コスパの良い居酒屋として、今後のヘビロテ決定です。

麻布十番商店街の入り口にある『居酒屋 十番』の門構え。たぬきのユルキャラがいい味を出しています

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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