※こちらの店舗は、現在閉店しております。
駅から至近、しかも商店街入ってすぐという好立地。麻布十番のど真ん中にある『居酒屋 十番』は、いつでも行けるという安心感からなのか、いつのまにか行くリストから外れていたお店。
今宵は呑み助の友人と久々の飲み。ということで、その実力を知るために意を決して入店してみました。
店の作りは当世流行中のコの字型カウンター主体で、その脇にテーブル席がちらほらという作り。職人肌の板さんが黙々と作業をし、イキの良い女性たちが配膳を仕切る。
客筋は常連さん主体で、年齢層も若干高め。おどおどしている我々を有無も言わさずカウンターへと案内され、流れるまままずは瓶ビールで乾杯! 川エビの唐揚げ(500円)、えいひれ(500円)、揚げ出し豆腐(500円)という、ザ居酒屋メニューを頼めば秒速で運ばれる。
飲めば都、あっという間にアウェーな空気から居心地のよい空間に様変わり。
ようやくまわりが見渡せ、一通りオーダーをすませた後、常連客らしき人たちは鉄板焼きを皆オーダーしているのを見てあわてて追加オーダー。コの字カウンターの先端部に使い込まれた鉄板が設置され、アスパラ焼き、焼きそば、などジュージューと熟練の職人が焼きまくっている。
私がオーダーしたのはポパイ焼き(580円)。もやし主体の野菜炒め(気持ちほうれん草も入る)を卵で包むという、ここオリジナルの料理である。ノスタルジックな見た目だがなかなかどうして、ビールもすすむ。
酒がすすみ、しめさば、ホヤ、唐揚げ、焼鳥と頼みに頼んで、二人で8000円くらい。麻布十番の一等地で、40年も続く老舗にしてこの値段。コスパの良い居酒屋として、今後のヘビロテ決定です。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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