むしろお目当てはこちら。コースの〆の麺3選!

「〆の醤油ラーメン」胡麻油が香る石頭火鍋の残りのスープで食べるコシのある卵麺のラーメン。肉を焼いた旨みと、野菜や魚介を煮込んだ旨みを胡麻油がひとつにまとめあげたスープは絶品。あっさりとした醤油ベースの味付けも、鍋コースの〆にピッタリ

美食鍋の絶品スープが作り上げる異色の醤油ラーメン
『石頭楼 アネックス』

マンションの数フロアにわたる部屋を利用した石頭楼本店は、看板がない六本木の隠れ家鍋レストラン。その本店近くにあるのが、一軒家のアネックス。

こちらは2階建て一軒家にゆったりと席をとり、名物の石頭火鍋を心ゆくまで味わえる。石頭楼の石頭火鍋は、オーナーが台湾で食べて感動したという料理。

古くは韓国の宮廷料理であったというが、そこから台湾に伝わり、現在の形に。石頭楼ではさらに日本人にも喜んでもらえるように工夫を凝らし、雅で贅沢な味わいに仕上げている。

石頭火鍋はポン酢ダレと、腐乳をアクセントにした卵ダレで食べる

まず韓国産の角閃石で作った鍋を熱し、そこにたっぷりの胡麻油を入れて、豚のばら肉と牛の肩ロース肉を炒める。

いったん肉を取り出して鶏がらスープを入れ、具を加え、肉を戻す。一度油通しすることで、肉は煮ても硬くならず、旨みが内側に閉じ込められるという。

石の鍋でじっくりと熱を通したさまざまな具材から、旨みが出て混然一体となったスープには、最後に卵麺を入れる。

味付けはシンプルに醤油ベースのタレとネギだけ。ごま油の香りが高いこの鍋のスープは、麺との相性が抜群だ。リッチな鍋のスープを使った麺は、この料理を食べなければ味わえない希少なラーメンなのだ。

石鍋は食材がじっくり軟らかく煮えるのだとか

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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