ライブ感がたまらない!カウンターこそ華席な和食店5選

家庭料理とデイリーワインで和む、これぞ日常の贅沢『鈴萄』

おから、ひじき、切り干し大根……大皿に盛られてカウンターに並ぶ、種々のおばんざいに思わずほっとするワイン食堂がある。

場所はガブ飲みワインの店が続々誕生し、注目を集める新富町。こちらも、“カジュアルワインを気兼ねなく”が売りだが、料理が他所とは少し、いや、かなり異なる。

「基本は和食です。けど、カレーもあるし、自家製のスモークだってあるし……この前、常連の方から何屋かわからないって言われちゃいました(笑)。それが楽しいんですけどね」

代表の鈴木琢磨氏には、燻製料理に並々ならぬ思い入れを持つ、赤坂『燻』や銀座『煙事』などでマネージャーを務めてきた実績がある。

東麻布のワインバーを経て、『鈴萄』を開いたのが2011年1月。軽井沢の『煙事』で働いていた料理長を相棒に「ふたりが得意なことを表現」結果、家庭料理とワインを供する、このスタイルと相成った。

カウンターを主体にしたのは「料理やワインがきちんと説明できるし、何よりひとりでも落ち着いて楽しめる店にしたかったから」。

色々なものを少しずつ食べて欲しいと、料理は淡い味付けを心掛けているという。なるほど、出汁はしっかり、けれど上品で深い旨さに、思わず和む。

「日常的になったワインですが、味だけでなく値段との相性もあると思う。デイリーワインにはやっぱり家庭料理が合うというか……と言いつつ日本酒も焼酎もあるんですけどね(笑)」

ここでは、あれこれ考えるよりふらりと寄って、好きなものをつまみながら、飲んで喜ぶのが正解のよう。これぞ日常の中にある贅沢だと実感しつつ。

霧島豚の自家製ロースハム。肉の旨みもしっかり感じる絶妙の塩加減。ワインと相性も抜群

コロッケ。ホクホク感も心地良いジャガイモはインカのめざめ。笑みがこぼれる美味しさだ

手頃な価格のワインのほか、日本酒や焼酎なども用意。この柔軟性が居心地の良さに繋がっている

筑前煮や薩摩揚げなど、常時8種類ほどのおばんざいが並ぶ。見ながら注文できるのも嬉しいのだ

旬の野菜 和風ピクルス。使うピクルス液はカツオ出汁がベース。各種野菜の食感も楽しめる

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