背徳のウニ、イクラ、エビ、カニ、夏の岩牡蠣まみれ名店4選

海鮮ひつまぶし丼¥2,468

ウニ、甘エビ、イクラ!美味しすぎて危険な海鮮丼『善』

まさに宝石箱……と言わずにはいられないメニューがこちらの海鮮ひつまぶし丼だ。

しかも「ひつまぶし」とあるだけに三通りの頂き方があり、変化する味わいは最後まで食客の舌を喜ばせてくれる。

まずは海鮮丼として食し、次はウニをかき混ぜてウニご飯に。そして最後は出汁をかけてお茶漬けとして〆る。味の変化に驚きつつ、気付けば桶は空っぽ。食べたあとの満足感はもちろん三倍だ。

具材はまぐろ、真鯛、金目鯛、いか、甘エビなど全12種類で、ウニは特盛りも可能。人生最後の晩餐と聞かれたなら、こんなメニューを思いっきり味わいたいと答えるだろう。

京都・間人港に揚がったものだけが、「間人蟹」を名乗ることが許される。目印は脚に付けられた緑のタグ。

蟹を味わいつくす多彩なアレンジ『活かに料理 赤坂 きた福』

手入れされたまな板とともに座敷へ登場するのは、毎日北海道から空輸されるオホーツク産活タラバ。時期によっては京都・間人港に揚がる幻の蟹「間人蟹」を味わえることも。

それを見事な包丁捌きで素早く処理し、しゃぶしゃぶ、お造り、焼き、蒸しの異なる調理法で用意。ふんどし、若い甲羅、ハツなどの希少部位も、余すところなく味わう。まさにカニの七変化、めくるめくタラバワールドを体験できる。腕を振るうのは、都内有数の名門京料理店で経験を積んだふたりの料理人。

基本のコースには、前述のカニ三昧に加え、先付、前菜、お造り、食事、デザート2種のほか、タラバの身を使ったカニクリームコロッケやカニしゅうまいなどがラインアップすることも。料亭らしからぬ遊びメニューを加える、押し引き加減も憎い。最後まで飽きさせない、五感フル稼働の食のエンターテインメントは、距離を縮めたい相手と来れば、ぐっと親密になれることも。

この至福の味覚のためなら多少の無理はしたくなるというものだ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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