東京中華トレンド Vol.1

白金のカウンタースタイル中華で、「私だけのカスタム中華」を!

東京カレンダーが提案したい、中華トレンド最前線の店が、白金の『私厨房 勇』。全席カウンターのシェフズテーブルで供される逸品は、まるでフレンチの様な鮮やかさを持ち、ワインとのマリアージュも抜群だという。

客の要望にも柔軟に対応してくれるから、その日の気分次第で毎回違う味が楽しめそうだ。そんな"私だけのカスタム中華"も楽しめる店の全貌とは?!

カウンター8席のみ。オープンキッチンで調理した料理を目の前で盛りつけてくれる。

リピート心をくすぐるカスタム中華
『私厨房 勇』

白金高輪

全席カウンターでのシェフズテーブルスタイルの中華は非常に珍しい。

原勇太シェフは松戸で『中国麺飯勇』を開いていていたが、白金に場所を移し2014年5月にこの店を開店した。

主体となるのは6,500円で8品前後のコースメニュー。筆者も一度訪れたが、原シェフが丁寧にゲストの要望を聞いてくれて、ゲストの好みに合わせてくれる。

香港式干肉と天然車えびの中国野菜炒め

特に野菜を使った料理の印象が強い。「蕪と干し貝柱の中華風ポタージュ」や「天然車海老の中国野菜の炒め」が印象的だ。もちろんメインや〆の担々麺もあるが、すっきりとした中華料理だったと記憶している。

左.三種前菜。青森・津軽鶏のチャーシュー、野沢菜ソースの皮蛋など

右.蕪と干し貝柱の中華風ポタージュ。お互いの長所を引き立て合う

ワインの種類も豊富で、中華とワインのマリアージュを楽しみたいゲストにはたまらないだろう。

「次回はよりお好みに寄り添う料理を、お出しできればと思います」

シェフズテーブルであるがゆえのオーダーメイド感覚。こんなリピート心をくすぐるシェフの一言も嬉しい。

極めつけは21時以降はアラカルトがあるという点。実は中華なのにカレーがあるという話も。白金界隈に住む読者には21時以降にサクッと入って気軽にアラカルトで楽しめるという点は朗報だろう。

L.Oは23時なので遅めの帰宅でも食せて使い勝手も良い。

左.せせらぎポークの南乳煮込み。発酵食品のコクにワインが進む

右.中国キノコのリゾット炒飯。白霊茸の食感も楽しい新作。料理はすべておまかせコース¥6,500より

厨房でひとり、腕をふるう原勇太シェフ。“私厨房”というネーミングは、香港でシェフが限られたゲストを招いて振る舞う「シィフォンチョイ(私房菜)」に範を取ったという


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