食べログ3.2以下でも間違いなく名店! Vol.12

食べログ3.2以下でも間違いなく美味しいお店4選

食べログで「3.2以下」だと、なんだか残念……などと思うなかれ! 東京カレンダー編集部が太鼓判を押す良店も、ちゃんとあるのだから!

ちょっと検索して点数低いからって行かないなんて勿体ない!※ポイントは2016年7月時点のもの

産直で仕入れる宮崎ハーブ牛を使った「牛ヒレカツ」も絶品

家庭料理の名店『和食らうんじ ナーダ』

食べログ3.11(2016年7月時点)

場所は明治通り沿いだが、恵比寿からも渋谷からも徒歩10分程度と少々遠い。それ故、口コミの数が少ないのが点数が低い理由かと。口コミ自体は好評価が多いところを見ても、点数が低いから……と敬遠するには非常にもったいないお店だ。

『和食らうんじ ナーダ』は、オーナーの荒木陽子さんと弟の哲也さんが二人三脚で営むお店。2人の雰囲気さながらに、京料理をベースにしたやさしい味の料理が楽しめる。カウンターには京風仕立ての「おばんざい」が並び、そこから数品を選ぶ『おばんざい盛合わせ』は、ぜひ最初に食べて欲しい一品だ。

また、季節ものの鮮魚を使った料理も、刺盛りから、焼き物、揚げ物と揃う。穏やかな雰囲気の中でいただく料理はどれも、心がホッとするような味。豊富に揃う焼酎とともに、堪能してもらいたい。

恵比寿と渋谷の間、明治通沿いには隠れた名店が多数存在する。こういった何気ないエリアに行きつけのお店を持つのも、粋な大人の在り方なのではないだろうか。

こんにゃくの炒り煮など「おばんざい5点盛り」

大正ロマンの雰囲気を感じさせる店内。カウンター席でしっぽり飲みたい

左.フグのスパイシー揚げ。季節などによりメニューは異なる。写真は一例
右.手前が豚トロのセロリーソルト焼き¥1,550、奥が叉焼¥1,850

『龍天門』出身シェフの中華の新店、『銀座芳園』

食べログ3.06(2016年7月時点)

2014年の1月にオープンした『銀座芳園』は、ウェスティンホテル東京『龍天門』出身の横尾博志氏の味が楽しめる。広東料理一筋23年。トップシェフ陳啓明氏の秘蔵っ子とも言われ、その流れを継承しているお店だ。

供されるのは広東料理のマナーに忠実な素材を活かした料理。中でも特筆すべきはふぐを使ったメニューの数々。中華には珍しくふぐの調理師免許を持つ横尾氏。海鮮を得意とする広東料理だけに扱いはお手のもの。

にんにくの香り際立つ「フグ銀のスパイシー揚げ」は、供された瞬間に理性が崩壊しそうな危うさを秘めている。にんにくはミキサーで水とともに粉々にした後、水を絞って揚げることで臭みをなくし、香りを立たせる。

口に含めば、フリットのような軽めの衣がフワッと消え、微かに紹興酒を含ませたふぐの主張がはじまる。かたや「トラフグのカルパッチョ」では、松の実や水菜、ごま、カシューナッツを合わせ、ふぐのムチムチっとした食感を際立たせる。

また、龍天門時代は焼き場を担当していたということもあり、焼き物のクオリティもピカイチ。叉焼¥1,850などは訪れた際には是非注文したい一品だ。

おそらく、低評価に留まっているのは、味云々よりもオペレーションによるところが大きい。それらはオープン直後の投稿も多いため、日々改善している部分もあるだろう。とにかく、本場に負けない焼き物とふぐを使った料理の数々は食べる価値あり。ぜひ、ふぐが旬を迎える、冬の時期に訪れてもらいたい。

広々とした店内では、全席が半個室として利用できるほか、奥には個室もあり

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