男と女の答えあわせ【A】 Vol.326

「可愛いのに無理…」デート中の注文時や会話で本命から外される女性の特徴

三浦マキ

A2:二人でのデートは、もうお腹いっぱいだったから。


二度目のデートは、僕が気になっていた新しい店にした。すると、真由香は少し驚いたような顔をしている。

「亮太さん、新店とかも行かれるんですね」
「うん、行くよ。気になっている店は、基本的にトライしてみたくて」
「そうなんですね。素敵」

何が素敵なのかはよくわからないけれど、とりあえず褒めてもらえたのだろう。それに今日も真由香は綺麗だし、話も弾む。

「そう?旅行とかも好きなんだよね」
「どこかお好きな場所とかあるんですか?」

趣味の旅行の話でも盛り上がったし、ここまでは“いいな”と思っていた。

しかし、旅行の話の途中で、真由香は唐突に超高級宿の話をしてきた。

「そういえば、広島にすごく素敵なホテルがあって。ずっと行きたいな〜と思っているんですけど、行ったことありますか?」
「何ていうホテル?」

そう聞くと、その宿のリンクを見せてきた真由香。もちろん、僕も知っている超有名な宿だったし、いつか行きたいとは思っている。

しかし僕が驚いたのは、その宿泊費だった。


「え…たっか。名前は知っているけど、こんなにするんだ。100万超えってすごいね」
「亮太さんなら、行ったことありそうだなと(笑)」
「いやいや、さすがにないよ。でもいつか行ってみたいよね」
「そうなんです。絶対に素敵ですよね」

そう言う真由香の目は、キラキラと輝いている。

この時、僕は何かを悟った。

正直、この金額は簡単に出せる額ではない。これが彼女のスタンダードなのだろうか?でも“好きな人と行きたい場所がある”程度の話だと、僕は深く考えないようにした。

「真由香ちゃんも、旅行好きなの?」
「はい、大好きです」
「そうなんだ。いつか一緒に行けたらいいね」

ただこの話をされた時点で、薄々気がついていた。

彼女は、とてもお金のかかる女性だと。持ち物や服装を見ても、結構見栄っ張りな感じもする。

ブランド物が大好きで、超がつくほどの高級宿にも行きたい…。

いい子なのはわかるけれど、僕の本命になるようなタイプではない。

そう悟り、僕は次の予定を聞かれた時、咄嗟にこう答えた。

「亮太さん、次はいつ会えますか?」
「来週土曜は忙しい?ちょうど男友達と約束をしているんだけど…もしよければ、真由香ちゃんも一緒にどう?こちら男二名だから、真由香ちゃんも誰か誘ってもらえると助かるかも」

男が男友達に紹介する時。それは、2パターンある。

1つ目は、本命で友達にちゃんと紹介したい場合。

2つ目は、本命ではなく“お食事会要員”で、その周りを紹介してほしい場合。

最初真由香は一枠目に入りそうだったのに、結局二枠目になってしまった。


そして食事会の当日。真由香は可愛い女友達を連れて来てくれたので、会自体は盛り上がった。しかし今日で会うのが三度目となったせいか、真由香はかなり遠慮がなくなっている。

「真由香ちゃんは、何飲む?」
「亮太さん、シャンパン飲みたいかも…♡」
「OK。好きなの頼んでいいよ」
「じゃあ、これにしようかな」

「何でもいいよ」と言ったのは僕だけれど、真由香は当然のように、一番高いシャンパンを指さしている。

そしてこの会の間中、妙に“彼女ムーブ”をかましてきた真由香。

まだ付き合ってもいないし、親しき仲にも礼儀ありだ。

最初は、可愛いと思った。しかし真由香とデートを重ねれば重ねるほど、彼女のワガママや強欲さが見えて来てしまい、すっかり冷めてしまった。

初めてのデートでは、あんなに控えめに「お支払いは…」と聞いてきたはずなのに。今はもう、その言葉すら出てこない。

一度目、二度目とあんなに気を使ってくれていたのは、一体何だったのだろう?もしかしたら、最初から“品定め”されていたのは、僕の方だったのかもしれない。

「じゃあ、また連絡するよ」

そう言いながらも、次があるかどうかは、正直わからなかった。

これが、真由香の“本当の姿”なのだろうか。

― 油断すると誰でもこうなってしまうものなのだろうか…。

そう思うと、ちょっと怖くなり、僕は一旦真由香とは距離を置くことにした。


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交際二ヶ月で女が冷めたワケ

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No Name
案の定。ちょっと高い宿に行きたいと言ったらお食事会要因扱いか。
まあ、休みの日にゴルフの他に実家に顔出す男は多分、お母様がうるさいし、付き合わなくてよろしくてよ。
2026/09/20 05:153

男と女の答えあわせ【A】

三浦マキ

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—果たして、あの時どうすればよかったのだろうか?

できなかった答えあわせを、今ここで。

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