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  • 現役CA御用達!宮崎県流のペアリングが楽しめる東京の人気店3選

    宮崎県に本社を構える航空会社「ソラシドエア」。その客室乗務員(CA)から、東カレ編集部に宮崎県の晩酌文化「だれやみ」のお誘いが。

    「だれやみ」とは、宮崎の方言、「だれた(疲れた)」を「やめる(癒やす)」という意味で、そのお酒カルチャーを楽しめる東京の人気店を提案してくれるという。

    宮崎県の食材と宮崎県のお酒による「だれやみ」は東カレ編集部に通用するのか!?

    ナビゲートするのは…

    ソラシドエアCA
    津田綺萌(きほ)さん

    「ソラシドエア」客室乗務員。宮崎県出身。現在は東京を拠点に乗務しながら、宮崎県へも定期的に帰省する。

    食べ歩きを趣味とし、東京・宮崎を問わず、気になる店に足を運ぶ。

    ナビゲートされるのは…

    東京カレンダー 副編集長
    浜田洋平

    和食からフレンチ、中華、焼肉、焼き鳥まで幅広く取材。

    宮崎県への取材経験は1回。東京の食トレンドと良店に精通する一方、「だれやみ」は初耳。晩酌をこよなく愛する二児の父。

    本場宮崎県をも凌駕する焼き鳥とワインの世界
    『恵比寿 希鳥』

    「希鳥コース」(¥6,500)から「モモ」「つくね」「ふりそで」。「都農ワイン/白水アンフィルタード シャルドネ #6-B 2024」はグラス¥1,600


    「東京で焼き鳥なら、ここ。前に友人と来て、気に入りました」

    津田さんが最初に案内してくれたのは、『恵比寿 希鳥』。「みやざき地頭鶏(じとっこ)」を主役に、ひと串ごとの個性に合わせてワインを提案する一軒だ。

    「焼き鳥に白ワインがこれほど合うとは意外でした。皮はパリッとしていて、肉質はジューシー。丁寧な焼きの仕事が、地鶏の美味しさを引き立てていました」(浜田)


    一般的な地鶏より長く飼育される「みやざき地頭鶏」は、弾力のある肉質と脂の旨みが特徴。その持ち味を活かすべく、職人が炭火で焼き上げていく。

    今回合わせたのは、宮崎県を代表するワイナリー「都農ワイン」の白ワイン。伸びやかな酸味が、部位ごとの個性を引き立てていく。

    中でも津田さんがオススメするのが「ふりそで」とのペアリング。店で最初の一本として提供される看板の串で、肩肉の濃厚な旨みに樽熟成による穏やかな香りと果実味が調和する。

    前菜の「地鶏のネギトロ」。キンカンを甘口醤油に漬け込んだ逸品


    「宮崎県でも、この組み合わせはなかなか味わえませんよ」

    恵比寿駅近にあるペアリングが人気の焼き鳥店

    恵比寿駅から徒歩2分。ライブ感あふれるカウンターでは、職人が一串ずつ丁寧に焼き上げる様子を間近で楽しめる。

    落ち着いた大人な雰囲気ながら肩肘張らずゆったりと過ごせるのも魅力。

    ■店舗概要
    店名:恵比寿 希鳥
    住所:渋谷区恵比寿西1-2-7 恵比寿U・Kビル B1F
    TEL:03-5784-2355
    営業時間:17:00〜LO21:30(日祝〜LO21:00)
    定休日:不定休
    席数:カウンター18席、個室3(9席)

    東京で出合う、宮崎県の居酒屋文化が心地いい
    『たもいやんせ 渋谷』

    「かつをタタキ」(¥990)と、宮崎県日南市産の「松の露」¥740


    「宮崎料理の居酒屋なら、ここは外せません」

    津田さんが次に案内してくれたのは、宮崎県出身者にも親しまれる渋谷の『たもいやんせ』。日南産の一本釣りカツオや地鶏のもも焼きなど、郷土の味を楽しめる一軒だ。

    「宮崎の焼酎って、こんなに口当たりがやわらかいんですね。カツオとの相性も抜群で、ついごくごく飲んでしまいました。これぞ『だれやみ』って感じですね」(浜田)


    まず浜田が味わったのは、脂がのった「かつをタタキ」。臭みがなく、ねっとりとした食感が口内に広がる。

    そして、そのひと皿に合わせるのが、宮崎県の芋焼酎「松の露」を水で割って数日間寝かせた特別な一杯。口当たりがやわらかくなり、カツオの濃厚な旨みをすっと受け止めてくれる。

    「料理をつまみながら、焼酎をゆっくり時間をかけて飲む。この、のんびりした感じが、宮崎県らしいんですよね」と津田さん。

    炭火で豪快に焼き上げる「もも焼き」(¥1,580)は、香ばしさと力強い旨みが魅力


    郷土料理と焼酎を囲み、肩肘張らずに杯を重ねる。宮崎県の酒場で親しまれてきた時間が東京でも息づいている。

    宮崎の空気が流れるアットホームな人気居酒屋

    木の温もりに包まれた店内。宮崎弁が飛び交う、アットホームな雰囲気の中で郷土料理と酒をゆっくり味わえる。

    現地の居酒屋を思わせる空気感は、つい長居したくなる心地良さがある。

    ■店舗概要
    店名:たもいやんせ 渋谷
    住所:渋谷区神泉町10-10 VORT渋谷神泉ビル 1F
    TEL:03-3461-4333
    営業時間:11:30~15:00/18:00~24:00(金~25:00、土祝17:00~25:00)
    定休日:日曜
    席数:カウンター10席、テーブル30席

    最高峰の宮崎牛を、コースで味わい尽くす
    『Beef Atelier うしのみや東京』

    「ディナーコース」(¥28,000)の宮崎牛サーロインと合わせた「香月ワインズ/綾ルージュ 2022」グラス¥2,500


    「いつか行きたいと思っていたお店なんです」

    津田さんが最後に案内してくれたのは、東麻布の『Beef Atelier うしのみや東京』。宮崎牛を多彩な調理法で味わう“牛肉の旅”がコンセプトの一軒だ。

    「宮崎牛の美味しさはもちろんですが『香月ワインズ』とのマリアージュが印象的でした。ひと皿ごとに異なる味わいを楽しみながら“牛肉の旅”を満喫できました」(浜田)


    この日のメインは「西ノ原牧場」の「なかにしプレミアスペシャル和牛のサーロイン」。隠し包丁を入れ、下からは鉄板で焼き、上からは同じ牛の牛脂をかけて中心をレアに仕上げる。

    手前は塩、奥は醤油とワサビで味わう趣向だ。融点の低い脂は口内でさらりとほどけ、肉の芳醇な香りと力強い旨みが残る。

    合わせるのは、宮崎県産のナチュールワイン「香月ワインズ」。穏やかな酸味が脂を受け止め、肉の甘みを引き立てる。

    「宮崎キャビアのカッペリーニ ブリニ」。キャビア1瓶を贅沢に味わえる


    「どれも美味しい。こんな楽しみ方は初めてです」と案内役の津田さん自身もすっかり夢中。

    宮崎牛の新たな表情に出合えたようだ。

    最高の肉体験を叶えてくれるカウンター鉄板焼店

    高級感あふれる鉄板カウンターのみの小体な店内。最高の宮崎牛と上質なワインを味わえる、大人のためのラグジュアリーな空間。

    記念日や特別な夜を彩る一軒として人気を集めている。

    ■店舗概要
    店名:Beef Atelier うしのみや東京
    住所:港区東麻布1-9-16 ORANGE HOUSE 3F
    TEL:080-6788-4666
    営業時間:18:00~22:00
    定休日:土曜、日曜
    席数:カウンター10席

    東京で癒される「だれやみ」はいかがだったろうか?

    他にも都会で楽しむ宮崎ゆかりの店マップを参照に、あなたの近くにある「だれやみ」スポットを探してみてほしい。


    Photos/Yuji Kanno@SPOKE, Text/Tadayuki Matsui