
白木が美しい内装は『ヒゴゾノデザインスタジオ』の設計。カウンター横の風雅な襖には巨大な鶏が描かれ、それを開けるとL字カウンターの個室が出現

通行人と同じ目線にくり抜かれた入り口の大窓からは、カウンターの風景がよりドラマチックに見える。不思議と店内からは外の気配が気にならない設え

食材や料理によって3つの熱源を使い分ける店主の和田さん。「炎を見ると心が落ち着くというお客様も多いんです」と話す

「抱き身」。俵状でふくふくとした胸肉は見た目から旨みの凝縮感が伝わる。熱々のうちに食べきれるサイズ感を意識


「ささみ海苔巻き」。自家製マヨネーズ、刻みたくあんを加えたささみの上に鶏節をたっぷりのせた。香り豊かな海苔とともに。料理はすべてコース(¥14,500)より



「骨董通りが好きで、このあたりに店を出すのは夢でした」と稲葉さん。店の窓からは南青山の艶やかな夜景が広がる

独自性のある皮付きの「せせり」は佐賀県産みつせ鶏。ふわっとした身質


クリーミーなレバームースを土台に、低温調理の合鴨や揚げた鶏皮をのせた「レバニラ」。煮詰めたザクロに豆豉やトマトを加えた特製ソースも独創的

〆はスペシャリテの「すっぽん&鳥だしラーメン」。麺は名店『支那そばや』謹製で、「お酒を飲んだあとにも最高です」。おまかせストップ制で目安¥16,000



深いチークの壁が落ち着いたムードを醸す店内。熊田さんは和食店で魚・牛・鶏の炭焼きを経験し、その中で鶏の奥深さに魅了され転向した

ひと口でいただく「きんかんの海苔巻き」

せせりには「98WINEs」の甲州。オレンジワインのようなグリップ感があり、せせり独特の肉の香りをワインの旨みで立たせる


甘辛いたれを纏ったつくねを焼いた時の焦げや香ばしさに、みりんに近い赤酒のコクが好相性。貴腐ワインに似た甘美さもあり、鶏の味わいに品をもたせる


低温調理でねっとりと仕上げたレバーはパテのような食べ心地。そのため、甲州のキレとベリーの果実味が融合するロゼが、絶妙なコントラストとなる



店内はカウンター8席のみ。店主のおだやかな人柄もあって、ひとりでも心地良い時間を過ごすことができる。貸し切りは応相談

「はまぐりとれんこん 潮仕立て」。れんこんを練りこんだ鶏つくねは小気味よい食感





“酒亭”を名乗るだけあって、日本酒好きも納得のラインナップ。「勝駒」「而今」「飛露喜」といった人気銘柄も定期的に入荷する。グラス¥800~という価格設定も粋で、気兼ねなくオーダーできる



“酒好きの聖地”といわれる新橋の路地裏に

坂元さんは卸も焼きも6年ずつ経験して“トリ扱い”は心得たもの。元々画家を目指し上京したと聞けば“アトリ”という店名も合点がいく!?

「レバー」は、なんと4種の鶏を使用し、銘柄によって異なる旨みを引き出す。鶏肉の卸の強みを活かした、ひと口ごとに楽しい串だ


「もも」。肉はホロホロ鳥と銀山赤どり、皮は高原比内地鶏を巻きつけるという細やかさに脱帽。いずれも、おまかせストップ制(¥10,200~)の一例




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