2025年も賑わうレストランシーンであった。そして2026年、新たな年を迎え、また新しい才能が世に放たれていくことだろう。
2025下半期にオープンした新店の中から、珠玉の5軒をピックアップする。
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六本木に誕生したフレンチによって、また港区の艶やかさに磨きがかかった
六本木交差点と目と鼻の先ながら、やや落ち着いた雰囲気の一角。
街の景色に溶け込んだ建物の地下へ歩みを進めて扉を開くと……外の空気感とは一線を画する、非日常的なムード漂うダイニングが。
店名はフランス語で「輝かしいシャンデリア」を表す『Lustre(リュストル)』。
その名にふさわしく店内には複数のシャンデリアが輝いている。それらをはじめとしたあらゆる調度品は、スペイン・バレンシアが誇るポーセリンアートブランド「リヤドロ」で統一されているのだから驚かされる。
味覚のみならず視覚も満たす、美的な料理が心を打つ
本物のラグジュアリーに囲まれた空間でいただけるのは、シェフである唐澤 豪さんが紡ぎ出す、アーティスティックな品々。
丸の内『モナリザ』、銀座『エスキス』『レカン』など名だたる店で経験を積んだ唐澤さんは、昆布や魚醤など日本が誇る旨みの要素も巧みに取り入れる。

スペシャリテの「ズワイガニとアボカドのカネロニ仕立て キャビア添え」。ハーブやレモンが香るズワイガニをアボカドで巻き、トマトソース、わさび菜と卵黄を合わせた緑のソース、サフラン香る黄色いソースを添えて
フランス料理の伝統と日本の食文化との邂逅に魅了されることだろう。
香り、音、味わい、すべてが心地良いオープンカウンターに身を委ねたい
“野菜の魔術師”と謳われる『JINBO MINAMI AOYAMA』のシェフ・神保佳永さんが、この秋、世田谷の深沢に姉妹店をオープンさせた。
その店、『Pienezza FUKASAWA』では、実は優れた野菜の生産者が近隣に多くいるという地の利を活かして“世田谷野菜”にフォーカスし、地産地消を実現。
イタリアン一筋で、神保さんのもとではスーシェフとして力を蓄えてきた長谷川 泰さんが、伸び伸びと腕を振るっている。
自家製の素麺を忍ばせた温かいアミューズに始まり、前菜盛り合わせでは生のまま、焼く、グラタンやスープに仕立てるなど、数十種類の野菜に手をかけて仕上げた品々が並ぶ。さらに2種類のパスタ、選べるセコンドとドルチェまでを味わえるコースが¥8,800とは驚かされる。
ビルの5階、かつ開放的なロケーションだけに、ディナータイムは夜景に包まれたような雰囲気に。高揚する夜を過ごせるはずだ。
“絶品パスタが15種類以上”は健在!深夜3時まで明かりを灯す大人の隠れ家
ハイクオリティな素材の魅力を活かした料理をアラカルトで、しかも深夜まで楽しめるイタリアンとして圧倒的な人気を誇る外苑前『malca』。
今や近隣に『tens.』『and Svolta』『焼肉もちお』などの系列店を展開する“外苑前の覇者”が、密かな食の激戦区である渋谷二丁目に、新たな店舗を構えた。
その名は『arca』。ラテン語で「方舟」を意味するこの店のシェフを任されたのは、オーナーシェフの北野 司さんが「期待の星」と見込む福盛 健さん。
26歳という若さだが、ゲストの視線を一身に集めるオープンキッチンでこれまでに鍛えてきた腕を振るう。
『malca』『tens.』のシグネチャーである、仲卸「やま幸」のまぐろのタルタルや「HALキャビア」の冷製カッペリーニは、アレンジを。
塩からセレクトし濃度を調節した『malca』別注のキャビアを惜しげもなく盛る「静岡県春野町産HALキャビア,冷製カッペリーニ」¥9,800。
また、25時LOという使い勝手の良さも師匠譲りだが、週末は昼も営業という新たな展開も嬉しい。
チャーミングな女将のもてなしに“乗船”希望者が絶えない
この10月、赤坂に誕生した美食のニュースポット「kaiwaii akasaka」。
このフードホールの2階に復活したのが、韓国肉料理の名店『ホルモン船 ホールちゃん』だ。
珍しい“カッパ肉”や釜山おでんで完成する、本場の韓国飲み
新大久保にある店は『藁火焼き肉 くん炭』と店名を変え、コース主体のスタイルで営業。対してこちらはアラカルトのみ。ご主人の鄭 寿福さんの故郷・釜山の味が満載だ。
「希少部位のカッパ肉や釜山オムク(魚の練り物)を使った釜山おでんをぜひ味わって」とは、チマチョゴリ姿も美しいマダムの李 受燕さん。
カッパ肉とは、牛の皮と肉の間にあるコラーゲンたっぷりの部位のこと。
韓国ではスグレと呼び、クッパがおなじみだが、同店では鍋などにアレンジして提供。肉とゼラチン質が混じり合う独特の食味を味わえる。
また、釜山おでんはオリジナルの出汁が決め手。昆布と野菜のスープに海鮮や牛だしをブレンドしたそれは、飲み干したくなる美味しさ。
「骨付きカルビ」2ピース¥780。
下茹でしたカルビは、ブレンドした3種類の醤油やたっぷりのフルーツで作る30年越しのタレで味つけ。白飯を呼ぶ甘辛味がやみつきになる。
まさに赤坂のリトル・釜山な夜を堪能できる。
焼き鳥に舌鼓を打ち、ほろ酔いで上階へ。愉しく歌えば宴が始まる
2019年、池尻大橋駅の程近くにオープンした『焼鳥やおや』。炭火を使って焼き上げる本格的な焼鳥でありながらフレンドリーな価格と、活気ある店の雰囲気がたちまち話題になった。
破竹の勢いで系列店である池尻大橋『リバーサイドヤオヤ』と、松見坂の『808labo』をオープン。今では、学芸大学や渋谷にも進出し6店舗を構えるまでに。
2023年にこの店舗が火災に見舞われたが、2年の時を経て今年10月に『焼鳥 やおや 総本店』として完全復活!ピカピカの“やおやビル”に生まれ変わった。
1階の席は、手前にある焼き台の正面に位置するミニカウンターと、中央のメインカウンター、そして奥のL字型カウンターに分かれている。
伊達鶏、信玄どりなどさまざまな銘柄鶏を取りそろえ、定番の部位から希少部位までカバーする串の味わいはグレードアップ。
さらに、炭焼きの肉や野菜をアレンジした独創的な一品料理や〆が並ぶお品書きは、目移り必至だ。
そして、食欲を存分に満たしたあとに目指すべきは、新たに誕生した最上階にあるスナック。池尻の夜が、賑やかに更けていく。
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