男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。
出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。
—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?
誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。
さて、今週の質問【Q】は?
▶前回:2回のデートで終わったはずの関係が“復活”。商社マンが27歳女性の良さを再認識したワケ
「今までありがとう。でも、もう限界なの。別れよう、私たち」
3年も交際した奈津美が、怒っている。いや、怒っているというよりも、泣きはらして疲れ切っている、という感じだ。
「え、なに?どうしたの?ごめんって、奈津美。機嫌直してよ」
そう言いながら、奈津美の肩に手を触れようとした僕。しかしその手を、バシッと叩いてはねのかれてしまった。
「そういうの…もういいから」
「… 本気で言ってる?」
この3年、僕たちは何度もケンカして、別れて、付き合って…を繰り返してきた。でもいつかは奈津美と一緒になると思っていたし、むしろ、奈津美以外は考えられない。
「ちょっと待って。一度冷静になって考えよう」
「ううん。もういいの。涼、別れよう」
そして奈津美は、本当にこの日以降、僕のところへ戻ってこなかった。
年末のこの時期の別れは、身に沁みる。どうして僕たちは、こんな悲しい結末を迎えることになったのだろうか…。






この記事へのコメント
3年後と言われながら結婚の圧力かけたり無理に親に合わせようするのはちょっと.... 更に、なかなか結婚してくれない件と忘年会で帰宅24時過ぎる件は別。アンサー読む前から奈津美の言い分が薄っぺらくて矛盾してるだろう事は明らか。
先に寝ちゃえばいいのに。 その件よりも、まだまだ結婚する気は三年位ないと言われたなら限界まで我慢するのではなく年齢の事を考えて別れを決意する方が。
どうして付き合ったんだろう、涼は。