◆これまでのあらすじ
大好きな豪の自慢の彼女でいるため、20時以降は何も食べないダイエットをしていたのに振られてしまった市子。
編集者として活躍するも、恋愛経験に恵まれない双葉。
ふたりはそれぞれの悲しみの中、深夜の美食に救われる経験をして──。
▶前回:「デート相手はいるけど、好きになれない」満たされない28歳女の心を埋めるのは、彼ではなく…
Vol.3 <早紀:清澄白河のカヌレ>
市子ちゃんから突然電話がかかってきたのは、23時ごろのことだった。
― 市子ちゃんから電話?こんな時間に?
驚きながらもビデオ通話に応答すると、スマホの画面いっぱいに市子ちゃんの顔が映る。
「あー早紀ちゃーん!聞いて〜双葉ちゃんが冷たいの。私がずっと大好きだった人に......
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この記事へのコメント
→約束すっぽかした挙句に、デリカシーのない事言うの?素直に謝れないのも含めて最悪😡