
「なめこひやかけ蕎麦」。本店同様、同店も手打ちの十割蕎麦。蕎麦は、北海道石狩沼田産。他にせいろなど蕎麦メニューも豊富。¥800~。喉越しも滑らかだ。いずれも単品メニューから
シックなトーンでまとめられた空間。カウンター席では、無駄のない動きで料理を仕上げていく小泉さんの姿を眼前に望める
コースではなくアラカルトの店にしたのは、「メニューを見ながら“今日は何を食べようかな?”と組み立てる時間から楽しんでいただきたいから」と話す小泉さん
右の「2016 CHATEAU CHEVAL NOIR」(¥13,000)は、店名にちなんで。左は、ポイヤックの「2010 CHATEAU LYNCH-BAGES」¥68,000。同じ年にこの地で修業をしていた
『笄町 豪龍久保』の店を構えたのは、本店創業の地。カウンター6席のみのこぢんまりとした店内だが、どこか温かみを感じさせる
店内の至る所にスペインのアートピースが。壁面にある自然素材で豚をかたどった装飾は、サンチェス・メディナ氏の作品
ランチタイムには、スペインスタイルのピザ「コカ」を。上から「ガスパッチョ&ブッファラ コカ」¥2,000、「トリュフ&ポーチドエッグ コカ」¥2,200(いずれもサラダ付き)。いずれも+¥400でベジョータにアップグレードもできる
「食べ比べセット」(¥2,000)はあっさりとしたハモンセラーノ、ハモンイベリコ50%、ハモンイベリコベジョータ50%のアソート
エントランスには、カット済みのハモンなどを購入できるコーナーが。11:00~23:00まで通し営業
コンパクトな厨房ながら、そこから出てくる料理は本格的
「大海老とナッツ芒果(マンゴー)マヨネーズ和え」(¥890)は、ターメリックやライム入りのソース&ドライフルーツやナッツ入りのトッピングで
「美桜鶏の葱青山椒ソース」(¥690)は、ねぎと青山椒、油をミキサーで滑らかに仕上げたソースが香り高い
ゆったりとしたイスの配置と奥行きがなんとも贅沢なカウンター
「冬瓜とキノコ、干し貝柱の冷やしのっぺい汁仕立て」は新潟の郷土料理「のっぺい汁」を“医食同源”を意識してアレンジ。滋養強壮・疲労回復が期待できるクコの実やハナビラダケを加えて
名物料理に据えた「鰻の押し寿司」は「修業時代の気持ちを忘れないための一品」と物江さん。炊いた鰻と酢飯の間には焼き海苔を忍ばせて。コースの食事には炊き込みご飯や、鰻の有馬煮と白飯、そうめんといった選択肢があり、目移り必至
コースを締めくくるのは、物江さん手ずから点ててくれるお抹茶とお菓子。店名にちなんで考案したその名も「虎まき」は、三温糖入りの上新粉の皮で大納言小豆を巻いている。料理はおまかせコース(¥28,000)の一例
席数はカウンター4席、テーブル4席と少ないため、予約あるいは、訪問する直前でも、一度電話で連絡してから向かうのがベターだ
『み富』クオリティが嬉しい「刺身三点盛り」¥2,750~。この日はまぐろ、タイラガイ、イサキの昆布締め。刺身は1点¥880~
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