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【天満の居酒屋おすすめ4選】気絶するほど旨い「アジフライ」や大皿中華、コスパも最高な店とは?

大阪の天満は、酔いどれ天国。

ワイガヤ系の居酒屋だけど、飯も旨くて、コスパも最高な4軒を紹介!



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1.気絶するほど旨いアジフライを目当てに、地元の大人がこの店の座席を競う
『IZAKAYA KAMONN』

天神橋筋六丁目『IZAKAYA KAMONN』の内観

天満の中心エリアから少し離れた店内は、美味しい魚を求める大人たちで賑わう。L字カウンターのほか、2階にはテーブル席も


天満の中心エリアから少し離れた閑静な路地裏にある『IZAKAYA KAMONN』

アーチ状の入り口からうかがえるキッチュな小物を並べた店内が、老舗の立ち飲み屋が並ぶこのエリアで異彩を放つ。

厨房を囲むカウンターの上部にずらっと陳列された釣り具が目に留まる。11年前、焼き鳥店としてスタートしたが、スタッフ一同が釣りに熱中。

釣ったものや、各地の釣り仲間から届く魚を使って腕をふるい、名物の大きなアジフライをはじめとした新鮮な魚を提供する店へとシフトしていった。

天神橋筋六丁目『IZAKAYA KAMONN』の「アジフライ2種盛り」、「小松菜チューハイ」


アジフライ、アジのレアカツが味わえる「アジフライ2種盛り」(¥3,500~)と「小松菜チューハイ」(¥700)の相性は素晴らしい。

天神橋筋六丁目『IZAKAYA KAMONN』の「グリーンカレーグラタン」


食べ応え十分な「グリーンカレーグラタン」¥1,500。

天神橋筋六丁目『IZAKAYA KAMONN』の「タレつくね」


焼き鳥がメインだった時代から人気だという「タレつくね」(2本¥500)など、アジフライ以外にも工夫を凝らした名物メニューが多数。

天神橋筋六丁目『IZAKAYA KAMONN』の「鯵の棒鮨」

「鯵の棒鮨」(2切れ¥1,000)も必ず味わっておきたい一品だ


2階はショップスペースを併設。アパレル業界出身の店長、蒔田さんが制作する、メニューをモチーフにしたスウェットなどを販売。

自由で創造性に富んだこの店は、感度の高い大人が天満でコスパ良く飲む店として重宝されている。

IZAKAYA KAMONN(天神橋筋六丁目) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

2.大阪のガチ勢と並んで大皿中華。デカ盛りと見紛う量に勇み立つ
『馬鹿坊』

天神橋筋六丁目『馬鹿坊』の内観

迫力溢れる調理の様子を目の前にしながら寛げるカウンター席は、いつも賑わっている。2階には宴会も可能なテーブル席が


長屋が連なり、風情溢れる中崎町を抜けた大通り沿いに、『馬鹿坊』はある。

中国の大連でレストランを営む家で生まれ、四川に渡って料理人としての修業を積んだ店主の劉 宝俊(リュウ バオジュン)さん。

新鮮な魚介をシンプルな味付けで仕上げる大連料理と、痺れと辛みが重要な四川料理を融合させたオリジナル料理がこの店の売りだ。

天神橋筋六丁目『馬鹿坊』の「四川麻婆豆腐」、「黄金炒飯」

4種類の花椒を使う「四川麻婆豆腐」(¥1,500)と、塩と上白糖だけで味付けした「黄金炒飯」(¥1,100)は、店主いわく「最強のコンビ」


一番人気は四川麻婆豆腐。ラー油や辛味噌もすべて自家製で、鮮烈な辛みを感じさせつつも、ほんのりと甘みを加えてある。

客層はグルメな40代以上が多く、一品のポーションがたっぷりあるため、何皿かをシェアしながらデートを楽しむ人も多いとか。

天神橋筋六丁目『馬鹿坊』の「芙蓉大きいエビチリ」


「芙蓉大きいエビチリ」(¥1,800)は、甘みを強調したタレに玉子の白身が美しく絡んだ一品。

天神橋筋六丁目『馬鹿坊』の「和牛 青椒炒め」

強い火力で一気に仕上げる「和牛 青椒炒め」(¥2,400)とともに、お酒が進む味わいだ


ちなみに屋号は赤塚不二夫の大ファンだという劉さんが名付けたそう。

大皿中華をビールで流し込み、思う。「今夜はこれでいいのだ!」。

馬鹿坊(天神橋筋六丁目) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

3.食べても飲んでも8,000円ぽっきり。これぞ食の都の本懐たるや!
『CHIKICHIKI 天満店』

天満『CHIKICHIKI 天満店』の内観

活気あふれる天神橋筋商店街沿いに位置する店舗に一歩足を踏み入れると、開放感が広がる。2階には大人数に対応したテーブル席も


不動の人気を誇り、大阪の食通たちを唸らせてきた『吾一』。その焼き鳥を気軽に味わってほしいと誕生したのが『CHIKICHIKI』だ。

天満店は1号店として、オープン以来20代後半から50代まで、幅広い客層から愛されている。

特筆すべきはその料金体系。4,800円のコースが基本だが、そこに食べ物やドリンクをどれだけ追加しても8,000円が上限。

コースにない鶏の部位を追加で注文したり、豊富にそろうワインを気の向くままに堪能できる。

天満『CHIKICHIKI 天満店』の「鶏のたたき」

大阪屈指の人気焼き鳥店『吾一』の味をカジュアルな価格帯で心ゆくまで堪能できる。但馬鶏の上質な脂とオレンジワインは相性抜群


コースの目玉は「鶏のたたき」。皮はパリッと中はジューシーで柔らかい。

そこから〆のご飯ものまで但馬どりをじっくり味わいたい。

天満『CHIKICHIKI 天満店』の焼き鳥


「とりのたたき」のほか基本のコースに含まれる料理は、串7種と「からあげ」、4種類から選べる〆の一品だ。

〆は天満店限定だという「季節のまぜご飯」がおすすめ。

天満『CHIKICHIKI 天満店』の焼き鳥


そのほかコースで出てこなかった部位の焼き鳥や、人気の「レバーパテ」、鴨ミンチの「コロッケ」など、一品料理(¥200~)は満足するまで追加が可能。

天満『CHIKICHIKI 天満店』の「レバーパテ」


「レバーパテ」。

天満『CHIKICHIKI 天満店』の「コロッケ」

鴨ミンチの「コロッケ」


気の置けない仲間と集い、旨いアテで会計を気にせず好きなだけ飲める。

そんな夢のような時間が叶う店は、覚えておいて損はない。

CHIKICHIKI 天満店(天満) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

4.昭和レトロな空間でもつ鍋をしばく。大阪の正しき夜の過ごし方がここに
『もつ料理 なかみ堂』


(※本文に店名『もつ料理 なかみ堂』の追加をお願いいたします。)

中崎町『もつ料理 なかみ堂』の内観

ホルモン専門店のイメージを覆すレトロでポップな空間。ちなみに店主の新田谷さんの前職はデザイナー


「修業が苦手なもんで、何から何まで独学です」と代表の新田谷 淳さんは笑う。

大好きだからと大阪・吹田で始めた牛ホルモンの焼肉店が、内臓肉の扱いを猛勉強しているうちに大ブレイク。勢いを得てもつ鍋・ちりとり鍋の専門店で天満エリアの信を問う。

中崎町『もつ料理 なかみ堂』の「ちりとり鍋」

真っ赤なのに豊かな甘みを感じる「ちりとり鍋」¥1,750(1人前)は、牛骨白湯をベースにヤンニョンジャン、コチジャン、味噌、ハチミツで味を調える


「若い子が多い駅前から少し離れたこの辺は、グルメ志向強めのお客さんが多いかな。うちは値段とボリュームもヤバいんですけどね(笑)」

中崎町『もつ料理 なかみ堂』のもつ鍋

もつ鍋は1人前¥1,650の衝撃価格。昆布やアニス、八角などで香りや旨みを増幅するが、なくても問題ないくらい内臓はくさみなし。これはどうにも安い!


もつ鍋のベースは牛骨の白湯スープ。

独自のルートで仕入れる国産牛のアカセンやホソ、シマチョウは、スープに加えてうず高いモヤシとニラの滋味も吸い、クリーミーな甘み・旨みを帯びる。

丁寧に皮を引かれた白センマイなど自慢の鮮度は食べれば分かる。

中崎町『もつ料理 なかみ堂』の自家製キムチ


甘辛でアテに最高な自家製キムチ¥350。

中崎町『もつ料理 なかみ堂』の「白センマイ刺」


湯引きの「白センマイ刺」¥580。

中崎町『もつ料理 なかみ堂』の「冷製アゴ肉」


「冷製アゴ肉」¥580。

中崎町『もつ料理 なかみ堂』の「牛コブクロ刺」

「牛コブクロ刺」(¥580)まで、香りと歯応えで鮮度は知れる


質量兼備、「天満でホルモン」のベンチマークとしたい値打ちの一軒だ。

もつ料理 なかみ堂(中崎町) | デートに使える東京のレストランはグルカレで予約

▶このほか:美人店主を囲んで、大阪の家庭料理を愉しむサロン。店主のこだわりがある、今アツい心斎橋の4軒

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