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【大阪で編集長がハシゴ酒:前編】ジビエが東京の半額!?押さえておきたい難波の超人気居酒屋4軒!

大阪のディープな店を知るため、関西を代表する雑誌『Meets Regional』の松尾編集長にご協力を願ったら……ご快諾!

1月某日、“Meets”と“東カレ”で大阪酒場巡り(なんと4軒も!)が実現した。



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大阪の立ち飲みは日本一!1軒目からテンションMAX


大阪で圧倒的な知名度を誇っている『Meets Regional』といえば、京阪神エリアの酒場を知り尽くすメディアであり、読んでいるとまるで現地で飲んでいる錯覚さえ起こす誌面は、酒飲みじゃなきゃ作れない!と思えるほどの臨場感。

そんな“Meets”の松尾編集長から「大阪の夜をご案内します!」というお招きを受け、東カレ編集長・日紫喜と編集・髙橋が大阪を訪れた。

【1軒目】常連から観光客まで集う『アンケラソ』

近鉄日本橋『アンケラソ』の内観

カウンターの目の前で焼き上げられる、多彩なホルモンが楽しめる立ち飲み店。松尾編集長がプライベートでも親交が深い名物店主をはじめ、お店の詳しい情報は明日(5月4日)ご紹介!


舞台は難波界隈。早速1軒目、ホルモン立ち飲みの超人気店『アンケラソ』へ向かう。

「圧が強い店主なんですが、その分クセになるし、コミュニケーションを取りたくなる」と松尾編集長。この日は月曜だったが、先週末もここで飲んでいたそう。

編集長同士は初対面であったが、立ち飲みのフランクさ(とアメカジコーデの被り)も手伝い、出会って1時間で、互いの結婚観・恋愛観についての話が盛り上がり、そこから“大阪の立ち飲みは日本一”という話題に。

松尾編集長曰く「ポイントは①安くてウマい ②店主のキャラ立ちがすごい ③店と客との結びつきが強いこと。なので、流行っている店は個性的な店主がいますし、スタッフもみんな喋りがうまい。

というか、喋りができるのは大前提ですね(笑)。各店に濃密なコミュニティがあって、ある種銭湯のような心地良ささえありますね」とのこと。

確かに、難波を歩けば、そこかしこが立ち飲みで、どこもパンパン。まるでお祭り。いくら東京で立ち飲みが増えているとはいえ、この空気感は大阪にしかない。

【2軒目】平日でも満席な『居酒屋 まさちゃん』

難波『居酒屋 まさちゃん』の外観

新鮮な魚介類から肉料理までメニューが豊富な居酒屋。「お造り盛り合わせ」(1人前¥1,000~)が人気で、日本酒の品ぞろえは常時30種類以上。カウンター、テーブル、テラス席があるが、人気店のため予約しておくのがオススメ


2軒目、『アンケラソ』から歩いて約10分の『居酒屋 まさちゃん』へ。鮮魚自慢の一軒で、今度は着席で編集談議。

松尾編集長が「編集者の面白みはスタッフみんなで作ること。中でもふたつのタイプがあって、ガチガチに形式を作ってハメていくタイプと、現場で偶発的に作るタイプ。どっちもいい」と言えば、日紫喜は「“Meets”から感じる酒場の熱気ってありますよね。作り方を教えてほしい」と返す。

会話は仕事の話や映画談議、SNSとの付き合い方にまで発展。

「(SNSよりも)実際に街で出会えるゆるキャラ的な立ち位置でいたい。リアルで出会った人を大切にしたいんです」という松尾編集長の言葉に、日紫喜もいたく感動した様子だ。

【3軒目】厳選ジビエが楽しめる『ホルモン・ジビエ明星』

日本橋『ホルモン・ジビエ明星』の外観

松阪牛のホルモンや希少なジビエを提供する立ち飲み酒場。名物は「松阪牛 小腸」(¥520)や「ホルモン煮込み」(¥520)など。鹿、カンガルーといったジビエが¥600~からいただけるのは、立ち飲みならでは。瓶ビールや焼酎はセルフで


大阪の夜は続く。3軒目は立ち飲みの『ホルモン・ジビエ明星』へ。

ここで松尾編集長の友人3名と合流し、6名の大所帯に。知り合いの知り合いはみんな友達、そんな空気感も実に大阪っぽい。

アナグマなどのジビエを楽しみつつ「関西は関東の半額で楽しめる!」という声に、日紫喜と髙橋も大きく頷く。

【4軒目】地下にある穴場スポット『佐古田SA』

近鉄日本橋『佐古田SA』の看板

難波の近鉄日本橋駅近く、地下飲食施設「S252地下避難所」に軒を連ねる


4軒目は『佐古田SA』に先ほどの6名で。

近鉄日本橋『佐古田SA』の入口

ハシゴ酒の終盤にぴったりな、19:00から28:00までの営業。アテには「エビパン」(¥350)や、「パッタイ」(¥900)などエスニック料理がラインナップ


テーブル席の横のカウンターで飲んでいた美人お姉さんふたり組も、いつの間にか輪に入り、大いに盛り上がる。

髙橋はそのまま美女たちとインスタ交換をして、再度大阪の夜に会う約束をした。

東カレ編集・髙橋、Meets Regional編集長・松尾氏、東カレ編集長・日紫喜のイラスト

グリコの前で、はいっポーズ!みんなでへべれけに


というわけで、4軒で正味10時間近く飲み続けたワケだが、その満足感や充実感は段違い。どの店もひとり単価3,000円ほどというから末恐ろしい。

日紫喜も「一晩とは思えない濃密でディープな体験。そして、みんなが繋がっていくこの感覚は、東京にはないかもしれません。とにかく笑い疲れました」と振り返る。

難波で飲むなら、ぜひこのコースをなぞってもらいたい。こんなグルービーな街、きっと他にない。


大阪酒場巡りをしたのは……


東京カレンダー編集長・日紫喜康一郎

1976年生まれ、埼玉県出身。女性誌、男性誌での編集を経て、2013年より『東京カレンダー』に移籍。2017年から同誌編集長を務め、編集者歴は今年で25年目。年頃か、日をまたいで飲むことは少なくなってきた。

Meets Regional編集長・松尾修平

兵庫県出身。1978年生まれで、大学進学時から大阪で過ごす。京阪神エルマガジン社に入社後、『Lmagazine』の音楽担当などを経て、2008年『Meets Regional』編集室へ。その後、2019年から現職。週1~2ペースで日をまたいで飲む。

『Meets Regional』2025年4月号

京阪神エリアで愛されるローカルドキュメント誌
『Meets Regional』

関西の街で起こっている面白く“ゴキゲン”なトピックを届ける月刊誌。

1989年の創刊から街や酒場を中心に取材してきた。グルメや酒をはじめ、4月号では「レコードの聴ける店」や「梅田」を特集。

毎月1日発行で、関西の書店を中心に全国の大型書店に置かれている。

▶このほか:愛らしい熊のキャラに、心射抜かれる!予約枠を開放すると一瞬で埋まる会員制焼き鳥店とは

東京カレンダー2025年5月号の表紙

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東京カレンダー2025年6月号の表紙

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