グルメ界には、そのジャンルに特化したプロが多く存在する。
今回は、尋常ならざる熱量で食を重ねてきた肉マイスターから、コスパ最強の“最推しの焼肉店”を教えてもらった。まさにお宝である。
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最推しの店を教えてくれたのは…
肉マイスター・田辺晋太郎氏
MCやラジオパーソナリティもこなすタレント・音楽家にして肉のプロ。食関連の商品開発や講演会で活躍する。自ら焼肉店なども営み、著作に『焼肉の教科書』がある。
1.名門和牛卸だから叶う1万2,000円コースの衝撃
『銀座吉澤 肉処』
『銀座吉澤』といえば松阪牛を東京に広めた由緒正しき和牛卸。
全国の焼肉屋がこぞって仕入れたい老舗だが、創業100周年を機に、しゃぶしゃぶ、すき焼きだけだった直営レストランを「肉処」に進化させて新規移転してオープンしたのが『銀座吉澤 肉処』。
初めて焼肉も提供するとあって業界は震撼!それが圧巻のクオリティだった。
血統や飼育法まで入念にチェックし、納得した黒毛和種のメス牛のみを一頭買いつける伝統はそのままだが、メインの肉皿はそんな和牛から5つもの部位を厳選。
いわば、良いとこ取りで、たとえば今日の赤身なら「畑畜産」の特産松阪牛リブロース芯やランボソなど。基本的に霜降り3つに赤身ふたつの割合で提供する。
研究し尽くされた純和風つけダレもさすがの完成度で、食べ進めるうちに脂が溶け出し、どんどん深みのある味に育っていく。
部位別に追加も用意され、オススメは断然、切り落とし。厚切りが120gもあってこれで¥1,500とはありえない!
昨今の風潮に逆らうようにタンもハラミもなく、正肉だけでこれほど素晴らしいとは。最高の和牛焼肉が爆誕した!
2.港区の中心に誕生した横浜の老舗焼肉の強み
『大徳壽TOKYO 六本木けやき坂』
都内屈指の焼肉激戦地、港区の中でも『大徳壽TOKYO 六本木けやき坂』は格別なロケーション。
六本木ヒルズのけやき坂通りにあって、お店の正面は大胆にしてモダンなガラス張り。冬場なら、あのイルミネーションが暖かい店内に居ながらにして楽しめてしまう。
それだけでも十分にポイントが高いのに、ここは長い歴史を誇る老舗の姉妹店という点がすごい。本家は横浜・関内ですでに半世紀以上も続いている。
創業時から受け継がれてきたタレの味が素晴らしいのもさることながら、本物の韓国料理がそろうのも僕が好きなところ。
もちろん肉の質が素晴らしいのは言わずもがなで、安定してずっと仕入れてきたから育まれた確かな信頼関係が卸業者との間にある。
特にハラミは古くからのつながりがあるからこそ、良いモノが手に入る。
しかも、リーズナブルとくれば、この店にバリューしかないのは一目瞭然!
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