• PR
  • 東京タワーの麓で体験した、ワインと豆腐を合わせたペアリングが斬新過ぎた!

    2024年の「クラウディー ベイ」は“記憶に残る”味わいに仕上がった


    ジム・ホワイト氏との対話の前に、「クラウディー ベイ」についておさらい。

    このフレッシュな味わいが生まれた場所、それがニュージーランド・マールボロ地区だ。そこは南島の北端に位置し、日照時間が長い温暖な気候。日中の寒暖差が激しく、ブドウの栽培に絶好の環境にある。

    ニュージーランドといえば、ソーヴィニヨン ブランの名産地だが、その多くはこのマールボロ地区で生産されている。

    そんな、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの発展を牽引してきたのが「クラウディー ベイ」なのだ。

    創業者のデイヴィッド・ホーネン氏が1985年の初ヴィンテージをリリースすると、世界中で話題を呼んだ。なぜなら、その味わいはトロピカルフルーツにハーブのような香りが調和した斬新なスタイルだったから。

    活き活きとした個性的なワインは、瞬く間にニュージーランドワインのアイコンとなり、「世界が白に目覚めた1本」と称されている。

    これから順次発売となる「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2024」は、ワイナリー創設40周年に向けた記念すべきヴィンテージ。アニバーサリーを祝して「40TH VINTAGE」とゴールドで刻印されている。

    なんでもこの2024年は、“記憶に残る”夢のようなヴィンテージだという。その真意をテクニカルディレクターのジム・ホワイト氏に尋ねた。

    当日はニュージーランド出身で、世界最高の呼び声高いラグビー選手ダン・カーター氏も登壇した


    「ワインの出来はその年の天候に左右されます。2024年は春の開花時期に霜が降りたことで実の付きは良くなかったため、収量は少なくなりました。しかし、果実の成熟期に向けてだんだんと温かくなっていったことで、一房一房は素晴らしい成熟を遂げました」

    実際の味わいについて、2024年はどうだったのだろう?

    「例えば、2023年のヴィンテージと比べると、ライムではなくグレープフルーツ、それから黄桃の香りがします。成熟しているため、グリーンではなくイエローのフルーツの印象が強いですね。味わいについても口の中で果実の凝縮感がしっかりと感じられます」

    テイスティングしてみても、さわやかな酸をともないながら、力強いフルーティーさが広がり、複雑な余韻を感じられる。

    改めて、2024年ヴィンテージが“記憶に残る”というのはどういった意図なのだろうか。

    「天候が似た年というのは同様の味わいになることが多いものです。こちらを飲むと、良年だった2021年、2019年、2015年を思い出させます。そして熟成していくとだんだん黄色みを帯びていく、つまり長熟も可能なんです。20年くらいするとゴールドになると思います」

    いますぐ飲んで美味しいのはもちろんだが、長期熟成にも耐えうる力強さがあるのか。自宅でストックし、熟成を楽しめるのも嬉しい。

    ぜひ、「クラウディー ベイ ソーヴィニヨン ブラン 2024」を手に取り、移りゆく表情を楽しんでもらいたい。

    おすすめ記事

    もどる
    すすむ

    東京カレンダーショッピング

    もどる
    すすむ

    ロングヒット記事

    もどる
    すすむ
    Appstore logo Googleplay logo