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  • 一棟貸しの“離れ”から誰にも合わない導線まで。大人たちの非日常が叶うホテルストーリーPart.1

    人生いろいろだ。出会いや別れに一喜一憂し、順風満帆の時もあれば、うまくいかない時もある。

    大人になれば、なおさらで、その節々で人は旅に出て、行く先々の風土に刺激を受け、気持ちを新たにまた一歩を踏み出す。

    思い起こせば、その旅の傍らには常にすてきなホテルや旅館がある。

    今回は幸せを呼ぶホテルや旅館を、オムニバスのストーリー仕立てで紹介していく。


    1:奥湯河原 結唯 -YUI-/神奈川

    〜静寂に包まれた離れでふたりきり。心もほぐれて、距離がぐっと近づく〜

    上質な佇まいが漂うラウンジ「群青」にはカウンター席だけでなく、奥湯河原の景色を望むテーブルの半個室もある


    上司から大型案件を任せられ、休日は接待ゴルフの予定で埋まる。仕事は順調だけど、おかげで最近の彼女はすごく機嫌が悪い。

    「いまが大事な時なんだ」と説明しても「私はどうでもいいわけ?」と怒りをあらわに。

    なんとか死守した連休の朝、僕は車で彼女のマンションを訪れた。あいかわらず不機嫌な彼女を連れ出して向かったのは奥湯河原の「結唯」だ。

    「ちょっと、いまの私は旅館の人に愛想良く振る舞える自信ないわよ」

    口を尖らす彼女をよそに僕は「紫葉」の敷地に車を入れる。「紫葉」は一棟貸しの離れで、専用の駐車場がある。

    チェックインは玄関にある電子錠にパスワードを入力するだけで終了。ドア・ツー・ドアでふたりだけの贅沢な時間が始まる。

    彼女は木の温かみが溢れる客室に歓声を上げた。

    離れ「紫葉」の4つの客室は木の薫る和室リビング、和模様から明かりの溢れる寝室、広がり豊かなテラススペース、そして天然温泉を備え、100~150平米の贅沢な和モダン空間


    離れの2階にある内湯はガラス戸を開くと瞬く間に露天風呂に。

    木がそよぎ、清流のせせらぎが聞こえる展望に彼女はまた歓声を上げた。

    箱根山麓の懐、万葉集にもうたわれた温泉郷に佇む「奥湯河原 結唯」には、庭園に並ぶ4つの和邸宅「離れ 紫葉」がある。全室、川に面して張り出した温泉風呂が備え付けられて、浴槽のガラス扉を開くと内湯が瞬く間に露天風呂へと変わる


    少しずつ彼女の機嫌が良くなっていく。

    「仕事を理由に君とのことを疎かにしてゴメン。今日はここでゆっくりと過ごそう」

    ふたりで温泉に漬かり、食後はワインを飲み180インチスクリーンで映画を見た。

    仕事も恋も“結果オーライ”、それが僕のポリシーだ。

    夕食は和食の匠が丹精込めて作る日本料理。季節の香りが凝縮された十数品が食卓を彩る


    ■施設概要
    施設名:奥湯河原 結唯 -YUI-
    住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上683-25
    TEL:0465-63-6643
    URL:https://okuyugawara.jp/
    料金:紫葉 客室「離れ紫夕-shiyu-」1泊2名1室1名当たり(朝夕食付き)¥153,750~(税・サ込/入湯税別)

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