2024.10.10
グルメ通5人が太鼓判を押す、韓国料理店をご紹介!
これであなたも韓国ツウに!
◆
東京カレンダーアプリ(iOSの方・Androidの方)なら、発売中の月刊誌最新号の電子書籍がどこよりもお得に購入いただけます!また、この記事から1クリックで、レストラン予約サイト「グルカレ by 東京カレンダー」へ。すぐに店の予約ができます!
フードライターの先駆けとして食ひと筋40年余り。美味しいものには目がなく、感動のひと皿との出合いを求めて、食べ歩く日々を過ごす。酸味が出始めた頃のキムチが好物。
1.古民家の本場感たるや!オモニの手作りの味に癒やされる韓国田舎料理
『古家庵』@赤坂見附
刺激的な料理もいいけれど、現地の人が普段食すような韓国の家庭料理も気になるところ。そこで今回は、アットホームな店をご紹介します。
韓国料理は“手の味(ソンマッ)”とよく言われるが、それは家族のために手間をかけ、気持ちを込めて作るオモニの味に他ならない。
そんなほっこりする美味しさで私を惹きつけてやまない一軒が赤坂見附にある『古家庵』だ。
オープンして間もない頃、同店の鴨鍋に舌鼓を打ってからの付き合いだから、通い始めて25年余りになる。
同店のオモニこと安 順愛さんは料理上手が多いことで知られる全羅北道(チョルブクド)の出身。田舎育ちと本人は謙遜するが、だからこその手作りの美味しさがこの店の持ち味。
中でも、時折無性に食べたくなるのが「テンジャンチゲ」だ。
定食スタイルで供されるそれは、沸々とたぎる味噌の香りにまず胃袋がつかまれる。
舌にズンとくるコクに青唐辛子の辛みや豚の旨みが混然一体となった美味しさが格別の一品。
ご飯に生野菜をのせ、汁をかける独自の食べ方は、安さんの故郷の味そのままの懐かしい味わいだ。
■店舗概要
店名:古家庵
住所:港区赤坂3-20-8 臨水ビル B1F
TEL:03-5570-2228
営業時間:17:30~(L.O.21:00)
定休日:日曜、祝日
席数:テーブル38席
女性誌や新聞など幅広い媒体で韓国取材を担当。渡韓歴が15年の韓国通。最近では韓国美容専門店「yeppeuda」の代表を務め、活躍の場を広げている。
IG:@erika_tabemono
2.ここは韓国?ディープ酒場で現地の夜を体感する
『テンチョ』@東新宿
何度も焼酎グラスを乾杯する音や、飛び交う韓国語にワクワクする。ソウルで感じる高揚感を思い出す歌舞伎町の外れにある名店です。
◆
東方神起やBIGBANGの活躍で日本中が沸いたK-POPブームに乗り、新大久保に通い詰めること早15年。
渡韓回数が約100回に届く私が、ようやく東京で韓国らしさを感じられる店として見つけたのが『テンチョ』だ。
韓国では話が盛り上がるたびに、焼酎グラスで乾杯するのが飲みのルールだが、『テンチョ』では飛び切りの笑顔で何度も杯を交わす韓国人サラリーマンの姿を目にすることができる。
そんな現地さながらの雰囲気ゆえ、コロナ禍で渡韓できない寂しさも『テンチョ』を訪れれば埋めることができた。
「韓国の方が本場の味を求めて訪れる」と店長が話すように、料理も本格的。
韓国人の友人や食通の業界人と訪れても、大満足の本格メニューは韓国料理店にしては珍しく、食材の産地をメニューに明記するこだわりぶり。
しっかり辛い、豚肉甘辛炒めのチュムロックや香ばしいセリチヂミという珍しいメニューにも出合えるのも嬉しい。
「セリチヂミ」¥2,500。新鮮な6把のセリを使い、つなぎに粉を使わないという一品。
■店舗概要
店名:テンチョ
住所:新宿区歌舞伎町2-31-3
TEL:03-3207-3394
営業時間:17:00~(L.O.25:00)
定休日:無休
席数:テーブル38席
韓国ファッションや美容、エンタメなど幅広いジャンルに精通。毎月渡韓し現地のリアルな流行をキャッチアップ。さまざまな媒体を通して旬な韓国情報を発信し続ている。
3.まさかの1キロ超え(笑)。ヘルシーさも嬉しい圧巻の韓国焼き鳥
『かんばんないや』@新大久保
現地でも大人気の韓国式焼き鳥がついに日本に上陸。見た目の迫力もコスパも最強。
ニュー韓国グルメを新大久保で楽しんで。
「韓国焼き鳥」に出合ったのは、つい最近のこと。韓国の知人に「焼き鳥を食べよう」と誘われて現地で訪れた店で見たそれは、私が知る串に鶏が刺さった形状ではなかった。
だが、その美味しさに驚き、日本でも食べられないかと探していたところ、『かんばんないや』を発見。こちらではハツやヤゲン軟骨など、鶏の希少部位を鉄板で焼いて楽しめる。
ベースの味付けは塩こしょうのみ。炭火で温まった鉄板でじっくりと焼き、3種のたれや野菜などの付け合わせと一緒に食べることで飽きずに食べ続けられる。
個人的に大優勝なのは青唐辛子とニンニクだれの組み合わせ。さらにはギョウジャニンニクの葉に巻いて食べるのもひとクセあって美味しい。
ちなみに、ともに行った韓国人の友人は「毎日食べたい。それほど美味しい」と太鼓判を押す。
つまみなら「鶏ねぎチヂミ」(¥1,200)を。せせり入りで食べ応え抜群。
また韓国のいまを感じるようなラフな空気感も魅力で、しかも朝5時までの営業ゆえ、時間を気にせず楽しみたい。
■店舗概要
店名:かんばんないや
住所:新宿区大久保1-7-19
TEL:080-7643-6648
営業時間:【月】16:00~(L.O.28:00)
【火~日】11:00~(L.O.28:00)
定休日:無休
席数:テーブル40席
グルメコミュニティー「東京グルメサロン」主宰。年間600軒以上を食べ歩き、高級店からB級グルメまで幅広く網羅。チャミスルは常温のストレートでひたすら飲むのが定番。
4.全方位で最高得点。「韓国料理食べたい」な日に絶大な信頼感
『コーラ 恵比寿店』@恵比寿
気張らず韓国料理を楽しみたい夜は味、値段、立地、雰囲気など、大人にとって、ちょうどいい要素がそろったこちらがオススメ。
◆
私の外食の主戦場のひとつである恵比寿界隈で、美味しい韓国料理店を挙げるなら『コーラ』だろう。
グルメな友人に連れてきてもらって以来たびたび訪れるようになった店で、大通りから1本入った立地やガラス張りのおしゃれな外装など、すこし隠れ家感がある雰囲気も気に入っている。
看板メニューはじゃがいもゴロゴロの「カムジャタン」。
じゃがいもを食べ残す人が多いとのことで、現地そのままのレシピではなく、春菊を山盛りにしたヘルシーな構成なのも嬉しいポイント。
2日間かけて煮込んだ豚の背骨から出たスープが濃厚で、最後の一滴まで楽しめる。
私の『コーラ』でのオススメの楽しみ方は、お気に入りのホルモンの焼肉を楽しんでからカムジャタンをじっくり味わい、〆に「辛子納豆ねぎめし」をいただく3段構え。
どの料理も日本人の舌に合わせた味付けなので、あっさりしており食べ疲れることなく鍋から焼肉、〆まで楽しめる店だ。
煙突が並ぶ店内は、毎夜喧騒に包まれる。
10代の時、現地の友人に会うため初渡韓。以来、キャッチーなものが多い韓国に魅了され韓国トレンドのみを扱うライターとして10年以上活動を続ける。渡韓回数は100回以上。
5.ニュートロな空間と韓国っぽパスタはトレンドが溢れてる!
『ONNA』@新大久保
意外性のある韓国料理を食べたい時に見つけたのが「韓国っぽパスタ」。ニンニクとクリーミーな中に辛さがあるこの味は、間違いなく韓国料理!
◆
韓国では、いま「パスタ」が流行中。私が勝手に「韓国っぽパスタ」と呼ぶその一品は、皿の半分にソース、もう半分に渦のように巻かれたパスタが鎮座するという、異彩を放つ見た目の料理。
このくるりと巻かれたパスタの形状が特徴で、私は再現したくて、自宅で何度も練習を行ってしまったほど。
味わいもまた、個性的で「これでもか!」というほどニンニクが効いたクリームに、一味唐辛子がかかったソースの味わいは、韓国料理そのもの。
でも、日本で食べられるお店はなく。ところがある日、『ONNA』にあるという情報をキャッチし訪れた。
店内は怪しいネオンと打ちっぱなしの壁に囲まれ、韓国で若者が多く集まる乙支路(ウルチロ)エリアを思わせるような雰囲気。
期待に胸躍らせながら待っているとパスタが登場。ひと口目を口にして「そうコレ!」と思わず声が漏れた。
流行のパスタを、流行の空気の中、食べられる注目のお店だ。
チュクミとサムギョプサルを一緒に楽しめる「チュクミミナリサムギョプサル」(1人前)¥2,398。
■店舗概要
店名:ONNA
住所:新宿区百人町2-1-3 K-PLAZA3号館 3F/4F
TEL:03-6273-8562
営業時間:10:00~(L.O.25:00)
定休日:無休
席数:テーブル70席
さあ、月刊誌最新号「池尻・三宿の誘惑」を今すぐ手に入れよう!
今月の『東京カレンダー』は「池尻・三宿」を大特集。いま東京で最も旬で刺激的な街の魅力をとことん紐解いた!
月刊誌『東京カレンダー』は、毎月21日頃(9月は21日)の発売です。お近くの書店、コンビニでお求めいただけます。
⇒紙版をお求めの方はこちらから
また、買いに行く時間がない方、近くのお店で売り切れてしまっている方には、インターネットでの購入もお勧めです。
⇒通常版はこちらから
⇒特別増刊はこちらから
最新号も過去号(約10年分)も、東カレアプリ内のコインで購入するのが一番お得です!(通常版のみ)
⇒アプリでのご利用はこちらから(iOSの方・Androidの方)
※最新版のアプリをダウンロードしてください。
おすすめ記事
2023.11.12
Editor's Choice~hotel~
雪のように真っ白なスイーツに心ときめく!冬限定ホワイトアフタヌーンティー4選
- PR
2025.02.21
ラグジュアリーホテルに、驚きの価格で宿泊できる!東カレ副編集長も大注目の“新サービス”とは
2023.07.02
Editor's Choice~hotel~
夏季限定のマンゴーカクテルを大特集!デートが華やぐ、ホテルバーのイチオシ4選
2015.08.29
浅草は美食の宝庫!足を運びたい極上グルメ店10選
- PR
2025.01.23
代官山で晴れやかに乾杯!東カレ初の「クラフトビールナイト」の全貌をレポート
- PR
2025.01.24
「温泉、行かない?」タワマン購入後の夫婦には、優雅な暮らしが続く秘密があった!
2020.10.24
イラストで紐解く!超有名店『エクアトゥール』がデートに効く4つの理由
2017.04.30
人気のニトロコーヒーも完備!L.A.セレブが愛するパイと拘りコーヒーで、銀ブラ休憩しよう
2023.08.03
Editor's Choice~gourmet~
黄金の出汁で食べる“さっぱり”焼肉!『焼肉の名門 天壇』のセカンドラインが誕生
2016.11.22
その手があったか!ホームパーティーの達人に聞く、"勝負おみや"8選
東京カレンダーショッピング
『かに物語』:〆まで楽しめる雑炊の素付き!蟹の旨みがたっぷりと溶け出すかに鍋セットミニ
『肉のABCフーズ』:黒トリュフ塩付!牛タン&A5ランク黒毛和牛を使った極上ハンバーグ
『東京京橋おばんざい醸』:肉を引き立てる3種の塩!A5黒毛和牛を使ったローストビーフ
『かに物語』:海老・帆立・蟹!ベシャメルソースに、各種海の幸をトッピングした贅沢グラタン
『UMIKARA』:薄切り・厚切り食べ比べ!特製出し汁で味わう若狭湾真鯛の鯛しゃぶセット
『パンツェロッテリア』:具材ごろごろボリューミー!フレッシュな野菜と肉感満載のフライドピッツァ
『オリベート』:黒トリュフ香る、口当たりクリーミーな究極のティラミス
『ミホ・シェフ・ショコラティエ』:日本を代表するショコラティエ―ルが作る、 ショコラ好きのための濃厚ガトーショコラ
『LOUANGE TOKYO』:アート感溢れるビジュアル!口溶けなめらかな大人の生チョコレートエクレア(6種)
『ル・ボヌール 芦屋』:しっとりサクサク!フリーズドライ苺にホワイトチョコをたっぷりと浸透させた新感覚スイーツ