まずは、実際に自分の時間が、どこに配分されているのかを知ることが大事です。そのためには、時間にはどういう時間があるかを知ることから始めます。
すべての時間は次の4つに分けられます。
1「幸福の時間」は、やりたいこと、喜びを得られることをして幸せを感じる時間。
2「投資の時間」は、目的のために努力している時間。
3「役割の時間」は、やらなければならないことをしている時間。
4「浪費の時間」は、無意識に過ごしてしまうムダだと感じる時間。
といっても完全にひとつずつに分けられない時間もあります。
「投資」と「幸福」がある時間もあれば「役割」と「幸福」両方がある時間もあります。
起きてから家を出るまでの準備時間を、4つの時間に仕分けするとどうなるでしょうか。
2. 人生の目的は「幸福の時間」を増やすこと
日本人は死ぬ時に、もっともたくさんのお金を持っている、といわれています。
将来への不安がそうさせているのかもしれませんが、やってみたいことをガマンしてお金を貯めてそのまま生涯を終えたとしたら、それはもったいない。
時間は大切なものだけれど、大切にできていないという話を書きました。時間を大切にする1番の方法は、「幸福の時間」を増やすことではないでしょうか。
ただ誤解しないでほしいのですが、「幸福の時間」とは自分のやりたいことをひたすらやることだけではありません。
人に喜んでもらうことをすることも「幸福の時間」にできますし、将来に向けての努力をしていく「投資の時間」も、「幸福の時間」にすることはできます。ポイントは、その時間に「自分でどういう意味をつけるか」です。
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