How to be TOKYO GENTS 東京人よ、紳士たれ! Vol.5

LIQUOR
未知なる酒を知識にする価値

男を成長させる酒、ハードリカーを知る

ウイスキーは嗜好品である。よって、この世に存在しなくても困ることはない。だが“なくてもいいもの”を知っている、ということはとても贅沢なこと。それを無駄とするのか、優雅な愉しみとするのかは個人の価値観に任せるが、大いなる無駄との出合いこそが、東京GENTSには必要なのではないだろうか。

それを教えてくれるのが、一滴のウイスキーである。個性によって好みが分かれるシングルモルトのなかでも、バランスの良さで知られるグレンモーレンジィから新しくリリースされたのが「プライド1978」だ。

研磨されたブロンズのように輝く液体は、文字通り1978年に蒸溜された原酒をオーク樽で19年熟成させたのち、ボルドーのグラン・クリュが熟成されていた樽でさらに15年寝かせたもの。年数にして34年物のウイスキーは、グレンモーレンジィの歴史でもっとも長い熟成年数となる。

その「プライド1978」を提供するのは、マンダリン オリエンタル 東京『オリエンタルラウンジ』。一杯5mlに込められた、歴史と誇りの味は……、と言いたいところだが、それは自身の舌で確かめてほしい。未知なる味を体験したものだけが、真実を語ることを許されるのだから。

全世界で700本、日本には8本しか入荷しないうえ、販売は『マンダリン オリエンタル 東京』のみという希少なウイスキー、グレンモーレンジィ「プライド1978」。5mlの場合は、フラスコの中のウイスキーをスポイトで吸い上げて口に運ぶスタイルで提供される

○グラス・オブ・プライド(45ml)¥38,880、テースト・オブ・プライド(20ml)¥19,440、ドロップ・オブ・プライド(5ml)¥5,400 ※サービス料13%別 ※なくなり次第終了

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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