24f8da6155d067a4a4e73d43f91e3e
東京3C男子 Vol.2

「みなとみらいや赤レンガより面白いよ」センスのいい男に言われて、横浜デートの穴場に行ってみたら…

◆前回のあらすじ

上京したばかりの春香は、年上のカメラマン・光司と交際中。アートや文化的偏差値が高い彼の存在に魅了され、春香の感性も磨かれていく。
仕事も順調で、カメラマンと付き合う醍醐味を味わっていたが…。

▶前回:富山から上京して中目黒に住む女。年上のカメラマン彼氏に夢中になるが…


カメラマンの男/春香(23歳)の場合【後編】


春香が光司と交際をはじめて、1年ほどの月日が経った。

「たまたまジャック&ベティで観たトリュフォーの光の使い方と構図が最高だったんだよね。もう一度見にいきたいくらいなんだよな」

いつもの恵比寿のバー。夢中で語る彼の横で、春香は相変わらず笑顔で頷く。交際当初と違うのは、春香......


この記事へのコメント

Pencil solidコメントする
No Name
ピンクのミニリュック? にグラマラスな身体のラインが露わになるピンクのロングワンピ?
2024/06/18 05:2641Comment Icon4
No Name
たったひとりのカメラマン男と付き合って裏切られただけなのに、、世にあふれる同業の男性を一括りにして自分に酔ってるだけとか適当な事言うなと思った。春香が勝手に教祖様として崇拝し、彼の本性に気付かなかった。それだけ!
カメラマンだからとか関係ない。
2024/06/18 05:2135Comment Icon1
No Name
春香、巷のカメラマン男子にケンカ売ったな。
2024/06/18 05:2827Comment Icon1
もっと見る ( 20 件 )

東京3C男子

カメラマン、クリエイター、カレーをスパイスから作る男──。

これらの男性は“付き合ってはいけない男・3C"であると、昨今ネット上でささやかれている。

なぜならば、Cのつく属性を持つ男性はいずれも「こだわりが強くて面倒くさい」「自意識が高い」などの傾向があるからだそう。

一見するとどれも個性的で魅力的な男性に思えるが、果たして本当に、C男とは付き合ってはならないのか…?

この物語は“Cの男”に翻弄される女性たちの、悲喜こもごもの記録である。

この連載の記事一覧