マザー・ウォーズ~妻たちの階級闘争~ Vol.6

金に糸目をつけぬ、ママ友たち。3歳でも"一流"にこだわる母たちによる、驚愕の計画とは

あなたが港区界隈に住んでいるならば、きっと目にしたことがあるだろう。

透き通るような肌、絶妙にまとめられた巻き髪。エレガントな紺ワンピースに、華奢なハイヒール。

そんな装いの女たちが、まるで聖母のように微笑んで、幼稚園児の手を引く姿を。

これは特権階級が集う秘められた世界、「港区私立名門幼稚園」を舞台にした、女たちの闘いの物語である。

麻布十番在住の菱木悠理は、作家の夫・邦彦のたっての願いで、仕事を辞め、娘の理子を名門幼稚園に入れることになった。

初回ママランチは会員制の東京アメリカンクラブで催され、役員を引き受けるよう仕向けられた悠理。

イベントの準備の中で、高輪妻の痛烈な嫌味を受け、喧嘩をしてしまう悠理だったが、彼女たちの真摯に子どもに尽くす姿を見て、心を動かされる。そしてついにフェスティバルの幕が開く―。


「ねえ、麻布の皆様の飲食模擬店ご覧になりました?西麻布のあの店の、シェフ自らがいらして」

「おまけに、あの女優さんが『あの恰好』をするなんて」

1学期の園行事ハイライト、母親渾身のフェスティバル当日。良くも悪くも母親たちの話題をさらったのは、まさかのダークホース、麻布チー......


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