おいしい“ワイン”と おいしい“ごはん” Vol.8

わが道をゆく地元密着型

自分が住む街にもこういうお店が欲しいもの

クリスチアノ

Cristiano's

ポルトガル料理というと、あまりピンとこないかもしれないが、食材を油で揚げたり、肉を食べるという習慣は、実はポルトガルから伝わったと言われている。

海洋国家であるポルトガルは、魚を使った料理を好んで食べる。代表的なのは、バカリャウという鱈の塩漬けの干物を用いた品々だが、富ヶ谷の『クリスチアノ』では、そんな本場の味を、多彩なメニューで楽しむことができるのだ。

店主の佐藤幸二氏は、ヨーロッパやアジア各地で6年間の海外生活を送るうちに、ポルトガル料理の奥深さに気がついたという。ピーマンの塩漬けを発酵させた調味料で味に深みを加えるなど、独自の工夫を凝らした料理を引き立てるのは、90種近く揃うというポルトガルワイン。ヴィーニョ・ヴェルデと呼ばれる微発泡ワインを片手に、ゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがだろうか?

築地宮川鶏手羽先のポルトワイン煮込み¥900。かすかに八角の風味を感じるひと皿

左上. 個性豊かなポルトガルワインが多く揃う。ヴィーニョ・ヴェルデはボトルで¥1,800〜

左下. 左から店主の佐藤幸二氏とサービスの廣居直樹氏

右. 築地宮川鶏のレバーのピクルス¥700。レバーの弾けるような食感を楽しめる

トラットリア ヴェンティノーヴェ

trattoria29

イタリアンの魅力は、その土地によって食材や味付けが異なる点にあるという料理人も多いが、今年2月、西荻窪に『trattoria29』をオープンさせた竹内悠介シェフも、そんなイタリアンの特性に魅了されたひとりである。

トスカーナやボローニャなど、イタリア各地のレストランで経験を積んだ竹内シェフが旨とするのは、いわゆる“土着料理”。フィレンツェ近郊の、リストランテが併設されている精肉店で働いていたこともあり、とりわけ肉料理には並々ならぬこだわりが。

自家製のポルケッタ(皮つき豚ロースト)やソプレッサータ(豚耳で作った煮こごり)に合う、イタリアワインも常時40~50種揃える。「いい意味で上品すぎない」ワインはとても親しみやすく「カプカプ飲めてしまうんです(笑)」とサービスの舞さん。

素朴で温かなイタリアンが、早くもこの地に定着し始めている。

左. サルシッチャのトマト煮込み¥1,000。自家製のサルシッチャは、ボリューミィで食べ応え十分

右. 出来たての料理は竹内悠介シェフからサービスの舞さんへ。二人三脚で店を営む

左上. ボトルワインは¥3,000から¥4,000台のものが中心。グラスは、常時泡1種、白3種、赤4種を用意している

左下. イタリア国旗を思わせる赤のクロスやグリーンの壁が印象的だ右. 鳥レバーのクロスティーニ¥600。しっかりめの味付けでワインがどんどんすすむ


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