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ひとりで住む家、ふたりで棲む家 Vol.4

港区にマンションを買った女。順調に見える暮らしの裏には、“人に言えない悩み”があり…

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◆これまでのあらすじ
真弓(38)は、生涯独身を覚悟して手に入れた自宅マンションを気に入っていた。しかし、雄介(40)との結婚を機に、妊活に意識が向くように。子どもを持つことを想定すると、今の自宅の間取りに不安を覚え、売却を考えるが…。

▶前回:「新婚生活は順調だけど…」入籍して3ヶ月。女が親友に打ち明けた、ある心配事とは?


Vol.4 それでも、家を売る?


休日の昼下がり。

私は、友人・ミズホに紹介してもらった、不動産業者の新堂さんを自宅に招いている。夫の雄介に同席してもらおうか迷ったが、内覧の時と同様に、1人で対応することにした。

「素晴らしいお宅なのですが、いくつかの理由から、相場よりも下げた価格設定にさせていただきまし......


この記事へのコメント

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新藤は胡散臭いなぁ。先週は散々褒めちぎって「この状態なら良い条件を出せると思う」まで言っておきながら、何だよ😂 メゾネットはかなり不利になるとか築年数の古さが難点などは内見時に言えよと思っちゃう。
2023/12/11 05:2048
No Name
ミズホの紹介だとしても、他社にも査定を頼んでセカンドオピニオンとか聞いた方がいいと思います。
2023/12/11 05:3444
No Name
「無事産む事を最優先にしたい」
真弓は簡単に子供を授かれる/ 10月10日問題なく育つと思ってるのね。
2023/12/11 05:2935Comment Icon3
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ひとりで住む家、ふたりで棲む家

『始めるのはカンタン、でも終わるのは難しい――』

男女関係でよく言われるこのフレーズ。

でも…あなたは知っているだろうか。

この言葉が、“マンション売却”にも当てはまるということを。

悠々自適の東京独身生活を謳歌するために購入した“ひとりで住む家”。

それを“清算”して、“ふたりで棲む家”に移るのは、意外と難しい。

これは、東京でマンション売却に奔走する38歳女のストーリー。

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