◆これまでのあらすじ
38歳の真弓は、生涯独身を覚悟して手に入れた自宅マンションを気に入っていた。しかし、友人の紹介で出会った40歳の雄介と結婚。子どもが欲しくなり、今の家に住み続けるか迷う真弓だが…。
▶前回:「実は、私…」カルティエで指輪を選び、入籍の日も決まったけど。女には“秘密”があって…
Vol.3 私の家、いくらで売れる?
とある休日の昼下がり。友人のミズホと予定が合ったので、私は彼女と軽くお茶することにした。
「しばらくぶりだね~。あっというまに入籍3ヶ月か。どうよ、新婚生活は?」
「そうね…とりあえずは順調、ってトコかな。でも…」
「『でも』って?なにかあったの?」
入籍・雄......
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この記事へのコメント
そうだけど、もう結婚して真弓がローン支払いする代わりに生活に関わるお金は全て雄介が払ってる状況なのだから、もう少し夫の意見を耳を傾けたり譲歩したりすればいいのに。今日で真弓が嫌いになった。