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ひとりで住む家、ふたりで棲む家 Vol.2

「実は、私…」カルティエで指輪を選び、入籍の日も決まったけど。女には“秘密”があって…

◆これまでのあらすじ
真弓(38)は、浜松町のヴィンテージマンションに一人で暮らしている。婚約破棄の過去を経て、「生涯独身」も覚悟の上で手に入れたお気に入りの自宅。しかし、友人の紹介で出会った40歳の雄介とイイ雰囲気になり…。

▶前回:「一生独身だし」36歳女が7,000万の家を買ったら…


Vol.2 女38歳、思わぬ人生の転機


クリスマス目前の12月、土曜の夜。

私が雄介に誘われた店は、誰もが知る銀座の正統派グランメゾン、『ロオジエ』。

いつか行ってみたいと思っていたから、素直に嬉しい。

だから少し気合を入れて、TADASHI SHOJIのブラックのワンピースに、Roger Vivierの......


この記事へのコメント

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真弓もちょっと面倒くさいタイプだね。
2023/11/27 05:1854Comment Icon1
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とりあえず検診に行って検査の結果とかを踏まえて妊活をどうするか二人で話し合ってから家の心配すればいいよ。今からそんなにモヤモヤを膨らませて悩む必要ある? 度合いによっては婚約破棄されるかもよ。
2023/11/27 05:3328Comment Icon2
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タイミング見て早めに売却するかローン組み換えとか制限をクリアした上で賃貸に出すか、決めたらいいだけじゃない?そんなに何を悩むんだろう…
2023/11/27 05:2824
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ひとりで住む家、ふたりで棲む家

『始めるのはカンタン、でも終わるのは難しい――』

男女関係でよく言われるこのフレーズ。

でも…あなたは知っているだろうか。

この言葉が、“マンション売却”にも当てはまるということを。

悠々自適の東京独身生活を謳歌するために購入した“ひとりで住む家”。

それを“清算”して、“ふたりで棲む家”に移るのは、意外と難しい。

これは、東京でマンション売却に奔走する38歳女のストーリー。

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