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ハラスメント探偵~通報編~ Vol.7

同僚の女性に、デスクに置いた“アレ”を「セクハラ」だと訴えられた理由

2022年4月からパワハラ防止措置の義務化が大企業だけでなく、中小企業にも適用され1年が経った。

普段、職場上司の指示・指導方法に抱く不満。

それが果たしてハラスメントに当たるのかどうかの判断は難しい。

第7回は、セクハラ案件を取り上げる。

会社のデスクに置いていた、あるものとは一体?

取材・文/風間文子

前回は:会社の休憩室で、ある食べ物を食べていた29歳男性。突然、女性社員に叫ばれ、戦慄の事態に!


リノベーション会社に転職した井上正嗣(30歳)の場合


「Masa, ce design manque d'élégance!」
(マサ、このデザインにはエレガントさが足りない!)

井上正嗣(30歳)は仕事の手を止め、かつてのフランス人上司に当たり前のように怒鳴られていた頃を思い出していた。

井上は父親の仕事の都合で高校から......


ハラスメント探偵~通報編~

2022年4月からパワハラ防止措置の義務化が大企業だけでなく、中小企業にも適用され一年が経った。

普段、職場上司の指示・指導方法に抱く不満。

それが果たしてハラスメントに当たるのかどうかの判断は難しい。

今回紹介するのは、とある会社の法務部に設けられた相談窓口に実際に寄せられた内部通報。

こんなケースの場合、あなたならどうする?

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