ガッツリお任せ!鳥!牛舌!豚カツ! Vol.1

アガる、とんかつランチ

近年、美味しい豚肉ブランドが増え、とんかつの
市場が一気に広がり、人気も高まった。
名店ぞろいのとんかつランチをご紹介。

ランチのロースかつ定食¥1,400。店主が惚れ込んだ「南の島豚」は10月から入荷予定

カグラザカトンカツ ホンケ アゲヅキ

神楽坂とんかつ 本家 あげづき

ロースをひと切れ噛みしめたとたん、溢れ出す熱き肉汁。これが赤身かと驚くジューシーさが『本家 あげづき』の真骨頂だ。

「とんかつは揚げる油の温度で別物になりますから。スーパーの肉だって美味しくなりますよ」と店主の保科剛氏。研究の末たどり着いたのは低温揚げ。仕上げに高温の油にくぐらせ、衣にシャンと張りを持たせる。17歳でとんかつ屋を志し、20年後の昨年春に満を持して独立。 「自分のとんかつはまだまだ旨くなる」と意気軒昂だ。

左.油はカメリアラード、キャノーラ油、オリーブオイルを独自に配合。さっぱりした後味を目指す

右.ダークブラウンの木で統一した趣に満ちたテーブル席。ひとりで寛げるカウンター席もある

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

包丁を入れた時の音も小気味よいほど軽やか。昼のおすすめは岩中豚ロースかつ膳¥2,000

ミナミアオヤマ トンカツ アカツキ

南青山 とんかつ 赤月

昨年2月、店をオープンするにあたり、店主の佐藤雅昭氏は次のように指針を定めたという。とんかつのスタンダードを追求すること。女性でも食べやすく仕上げること。「だから特徴が分かりにくいかもしれませんね」。ところが、いざ口にすれば違いは明白。佐藤氏の揚げるとんかつの、衣の軽やかさはどうであろう。まるで削り立てのかき氷のような優しい食感を残し、スルリと胃袋へ消えていく。とんかつの“骨太”なイメージを覆す、新感覚の逸品を是非。

左.とにかく豚肉が好き、という佐藤氏。定番銘柄のほか、月替わりでブランド豚も登場する

右.女性ひとりでも利用しやすいように意識したモダンなインテリア。個室風のテーブル席もある

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