「メイクしたまま寝落ちしちゃうくらいなら…」美人女医が実践する、斬新なスキンケア法とは？

昨日より少しでも、綺麗になりたい！

そうやって日々美容に励んでいるけれど、情報が多すぎて何を信じればいいのかわからない…。

それならば、女医が自らお金をかけて実践している美容法を、こっそり聞き出して真似してみよう！

本連載では、彼女たちが美肌のために日夜、密かに行っている“My best beauty”に迫っていく。

あなたも美容賢者が薦めるスキンケアアイテムで、美に磨きをかけてみて。

Vol.1：多趣味すぎる、美人整形外科医の美容法

名前：黒田知沙さん
職業：大学病院の整形外科医
年齢：32歳

大阪市立（現大阪公立）大学医学部を卒業後、都内で研修期間を終え、整形外科医局に入局。妊娠中に整形外科専門医を取得する。

現在は仕事と子育て、スポーツドクター業務に加え、大学院博士課程で研究に励む。さらにダンスにボディメイク、生花、着物とかなりの多趣味！

座右の銘は「美は健康から」だそう。

日々のスキンケアで100点を目指そうとしない！

普段は大学院に通いながら、病院勤務、プロ野球やバスケのスポーツドクターなどもこなしているという黒田知沙さん。

そんな彼女はメイクやスキンケアなど、美容にまつわることが大好きなのだそう。

「美容は、自分の理想に近づくための手段。私の場合、好きすぎて美容そのものが趣味にもなっていますね。肌の調子がいいと楽しいし、新しいコスメを見つけるとワクワクします。

そのワクワクを失わないために、仕事や育児などで余裕がないときでも続けられる工夫をしているんです」

忙しい日々の中でも、肌のお手入れは怠りたくないという黒田さん。そのために「スキンケアのルーティンにこだわりすぎない」というルールを徹底しているそう。

「気持ちが乗らないときは、最低限のスキンケアができれば良しとしています。無理に100点を目指そうとしないんです。

夜のお手入れには、ついあれもこれもとルーティンに盛り込みすぎちゃうんですけど…。

仕事や育児で手いっぱいになってくると『全部やらないと！』と思いすぎて、結局何もせずにメイクしたまま寝落ちしちゃうことってないですか？

100点を目指して0点になるくらいなら、帰宅後はメイク落としと化粧水スプレーだけササッとやって、もう寝ちゃうようにしています。

そうやって50点のスキンケアで妥協するほうが、ずっとマシだと思っていて。

気持ちが乗らないときは手抜きOKにすることで、日々のお手入れが負担にならないようにしています」

毎日100点のスキンケアはできなくてもいいけれど、最低限のケアはちゃんとしたいという黒田さん。スキンケアアイテムの選び方にも、こだわりがあるようで…。

「手を抜けるところは抜きたいので、洗顔は泡で出るタイプに。

さらに、小さいサイズのふき取りクレンジングをベッドサイドに常備していて。『もう疲れて限界！』というときは、とりあえずこれでメイクだけ落として寝ます。

これは30点、本当に最低限のスキンケアですね（笑）」

「余裕があるときのスキンケアは、こんな感じです。化粧水（GGエッセンス）と美容液（ピュアエッセンス）は朝晩同じものを使っていて、保湿クリームだけ変えてます。

夜に使うのが、ゼオスキンのRCクリーム。シミやシワ対策に効果的なレチノールが配合されています。

これはレチノール特有のA反応（赤みやかゆみ、皮むけなど）が起こらないように調整されていて優秀。さらに保湿力も高くて使い心地がよいので、かなりお気に入りです。

あとは私、洗面所だけじゃなくて、ベッドサイドと居間にもスキンケアアイテムを置いているんですよ！いつでもスキンケアできるように。

洗面所に行くことでさえ面倒なときもあるから、そのステップをいつでも省けるようにしてるんです」

「こんな感じで『いかに時短でスキンケアできるか』というところに焦点を置いて、アイテム選びをしていますが…。もう1つ大事にしているのは、成分と濃度です。

お気に入りは、強い抗酸化作用のあるフラーレン。エイジングケアに効果的です。

それから、ピュアビタミンC。ただこちらは敏感肌だと刺激が強すぎる場合もあるので、そういった方にはビタミンC誘導体がオススメですね。

美容も広く見れば、医学の一種。医薬品には必ず、作用機序（薬が治療効果を及ぼす仕組み）があります。

今、自分の肌に何が足りないのかを考えて、それにふさわしい成分や濃度のアイテムを選べば、肌はある程度は応えてくれますよ。

そしてちょっと矛盾するかもしれませんが、私はトキメキや直感なんかも大切にしています。

『あまり知られていない成分が入っているけど、使い心地がよさそう』と思えば、新商品でも買うことはあって。美容を楽しむためには、新しいものに挑戦するトキメキも大事じゃないかと思うんです」

そんな黒田さんが、自宅でできるスキンケア以外に取り入れている美容法は？

「シミが気になってきたときは、IPL（光治療）。全体的なくすみが気になるときはレーザートーニング、ケミカルピーリングをしますね。これらは4ヶ月に1回程度でしょうか。

あとはシワ予防のため、半年に1回ボトックスを打ちます。眉間や額、口角メインです。30歳を超えてから、たるみ・二重顎予防で顎下とフェイスラインにハイフも取り入れ始めました。

外科的な施術はまだしたことがないですね。勇気が出なかったとも言えます。10～20代の頃は「あの女優さん、綺麗な目で羨ましい」なんて憧れ、ないものねだりしてました。

でも、この顔と30年以上も一緒に歳を重ねてきたので、さすがに愛着がわいてきました。いい心境の変化だと思ってます。

逆に、肌や髪、ボディラインは努力で変化する部分なので“生きざま”が表れると思っていて。そこには力を入れようと心がけています。

これからも頑張りすぎず、30点のスキンケアでもいいから、日々継続することを大切にしていきたいですね」

◆

「忙しくて美容にまで手が回らなければ、無理に100点は目指さない！何もしないで寝るよりも、30点のスキンケアを」という黒田さんの言葉に、ハッとさせられる人もいたのではないでしょうか？

ついついメイクを落とさず寝てしまうなんて人は、まずベッドサイドにふき取りクレンジングを置くところから始めてみては？


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・インスタグラム（https://www.instagram.com/dancerchisa/?hl=ja）
・X（https://twitter.com/cxoxokxoxo）


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都内で審美歯科クリニックの院長を務める美人女医が、実践する美容法