
ラグジュアリーで刺激的な体験ができる「東急歌舞伎町タワー」最新ホテル
2023年5月、「東急歌舞伎町タワー」内に開業した「BELLUSTAR TOKYO」。
新宿の新たなランドマークとなるタワーの中で、同ホテルは最もラグジュアリーな空間として、国内外のゲストを集めている。
歌舞伎町という刺激的な場所にあるため、内と外のコントラストを味わうことができるのも魅力のひとつだ!
オリジナルアートが点在する、新宿・歌舞伎町の最新ホテル
ホテルの地上エントランスに辿り着いた時、一気に安堵が広がった。
20年ぶりに歩く歌舞伎町に少々ディストピアな空気を感じ、足早になっていたのだ。だからこそ、突然ラグジュアリーな空間で出迎えられるのが面白い。
喧騒が一瞬で消え、蒸し暑さから逃れ、いい香りが漂う。
大きな窓で開放感たっぷり。上質な家具に囲まれた客室「スタジオプレミア」
18階でチェックインを済ませ、42階の「Studio Premier」に上がった。
この客室の素晴らしいのが、3つの窓がパノラミックに連なる横長レイアウトであること。窓の対面にバスルームの大きな鏡があるのもいい視覚効果だ。
都庁方面の高層ビル群を眺めながらウェルカムドリンクをいただけば、早くも気分は新宿バカンス。
まるで海外セレブの家のようなペントハウス「tori 鳥」
その客室も十分に優雅だが、圧巻なのが2フロア分が吹き抜けとなったペントハウスの「tori 鳥」である。
高層階+国内ホテル随一の天井高が合わさり、宿泊者はもはや天上人か。
「新宿カブキhall〜歌舞伎横丁」で、“眠らない街”を体感
豪奢な世界観のあとに2階の「新宿カブキhall〜歌舞伎横丁」に降りれば再びカオス。ギンギラ輝く横丁はCGの祭りのようだ。
複数の非日常を同ビル内で感じられるのは、流石、「東急歌舞伎町タワー」。
東急グループの本気度と遊び心、豊かさを実感したが、それはホテルのレストラン&バーでも続く。
本鮪の大トロがとろける、絶品フレンチディナー
45階のフレンチでは沼津港直送の金目鯛や宮古島の冬瓜など、シェフが惚れ込んだ各地の食材が集結。
凄腕バーテンダーが腕を振るう、ホテルバー『Bar Bellustar』
食後にバーに行けば、腕を振るうのは「セルリアンタワー東急ホテル」のバーマネージャーだった吉田茂樹さんだ。
世界大会で部門優勝した力量をもつ吉田さんが作るカクテルはグルメ度が高いのだ。
そして頭上には影絵のような大型アートが吊るされ、妖艶な青い光で水紋や花を映す。
岡持ちに詰められた和朝食は、白米がとまらないラインナップ
翌朝目覚めて部屋に届いたのは岡持ちに詰められた和朝食で、小鉢には鮑も入っていた。
歌舞伎町のエネルギーと五ツ星ホテルの洗練が同居する唯一無二の空間である。
最近、この街に来ていない人にこそ、泊まってほしい。
今月の『東京カレンダー』は「下北沢という刺激」特集。初めて特集する「下北沢」で大人が楽しめる店だけを厳選してピックアップ。
普段行き慣れないエリアを攻略してこそ、東京の大人だと改めて実感した。「下北沢」は若者だけに遊ばせておくのはもったいない!
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