新たなスタートラインに立ったKing & Princeのふたり。
端正なルックスで俳優としても人気を集める永瀬 廉さんは、「第44回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞。作品ごとに知名度も演技力も向上し、その輝きは増す一方だ。
ジャニーズでも指折りのダンススキルを持つ髙橋海人さんは、エネルギッシュかつキレのある動きで見る者を圧倒させる。
そんな彼らが、6月21日にNEWシングル『なにもの』をリリースした。
10年の時をともに過ごし、兄弟のように仲がいいというふたりの軌跡をたどると、永遠の絆が見えてきた。
永瀬 廉と髙橋海人が語る、ふたりの10年
顔立ちや雰囲気が似ているので、ファンの間でも双子のようだといわれている永瀬さんと髙橋さんは最上級の癒やしペア。
「海人のことはなぜかほっとけない」と永瀬さん。「廉は優しくていつもジェントルマン」と髙橋さん。
お互いのことを理解し合い、仲はいいけれど、ただの仲良しなだけではなく、お互いをライバル視しながら高め合える関係なのだ。
出会ったばかりの10代の頃は「ドライヤーを先に使われた……」「俺のスリッパを履いた……」などとささいなことでよくケンカをしていたそう。そんなふたりも今では定期的にサシ飲みをする仲に。
10年という年月が、「相手をリスペクトして互いの活躍を願い、ともに喜べる心持ちへ変化していった」と声をそろえた。
永瀬:俺たちが初めて会った時のこと、海人は覚えている?
髙橋:もちろん。帝国劇場だよね。ゲームに夢中だった廉に、「何、そのゲーム?」って話しかけたはず。
永瀬:そうだったね。ゲームがきっかけで急速に仲良くなったっけ。海人の第一印象は、声がとにかく印象的でダンスのうまい子がいるなって記憶!
髙橋:関西弁を話す廉は、さわやかでいつ見てもイケメンだったよ。
永瀬:昔の海人は悩みがあると、よく電話をかけてきてたよね。
髙橋:ネガティブモードのときは廉に聞いてもらうと、スッキリするから!
俺らって一緒にいると、「兄弟ですか?」ってよく間違えられるよね。海外に行った時も「ブラザー?」って何度も聞かれたし。
永瀬:ふたりとも、“あっさり顔”ではないけど、そこまで似てないはず。ただ、宣材写真を反転させると、どっちか分からなくなったりはする(笑)。
髙橋:性格はだいぶ真逆だけどね。
永瀬:俺はポジティブでもなく、ネガティブでもなくって感じ。海人は時々、ネガティブモードになったりして。ビビりだもんなぁ……(笑)。
髙橋:ほんと、どっちもネガティブでなくて、良かったよね (笑)。
永瀬:海人はとにかく多才だし、ハマったらいつの間にか自分のものにしている感じ。本当にすごいと思うよ。
髙橋:廉は自分のことを熟知しているよね。好き嫌いがハッキリしていて、すがすがしい。自分は優柔不断だから、10代の頃からうらやましかった。