お酒とつまみの組み合わせが無限にあれば、話は尽きず、未知の旨さに好奇心が刺激される。
そんな至福の時間を、お茶割りと唐揚げで実現する店『茶割 目黒』。
それぞれお気に入りのペアリングを見つけて、仲間たちとシェアするのも楽しい!
ずらりと並ぶ大人たちの背中がワクワクする夜を物語る
「大衆酒場を入りやすくした空間」とオーナーが話す店内。
ステンレスのカウンターやコンクリート打ちっぱなしの壁など、モダンな要素のおかげで若い人や女性でも入りやすい。
BGMはチルハウスなどで仲間とのお喋りを邪魔しない。
西口駅からほど近い場所に、お洒落な20〜30代で賑わうコの字カウンターがある。
そこは“茶割”という名のとおり、お茶割りを楽しむための店で、相棒となるつまみは唐揚げ。驚くことにどちらも100種をそろえる。
選んで楽しみ、試して驚く!必ず盛り上がるラインナップがある
複雑なようで仕組みはシンプル。
メニューには横に10種のお茶、縦に10種のベースの酒が並び、かけ合わすことで100種となる。
唐揚げも同様に横に肉、縦に味付けが。どこから攻めようかとワクワクさせる。
レモンサワーが流行り始めた2016年、オーナーの多治見智高さんが「我々は何を出すか?」と考えた答えがお茶割りだった。
「子どもの頃からお茶が好きで、お茶割りなら愛をもって提供できる。レモンサワーだとレシピに制約が出るけど、お茶割りは無限。それに茶葉から抽出して作る店は当時ほぼなかった。おつまみは嫌いな人はいない唐揚げとしました」と、学芸大に一軒目を開業すると見事当たり目黒にも展開。
人気の理由は厳選の茶葉をお湯出し、水出し、氷出しと丁寧に抽出するからこその美味しさ。唐揚げも、もも肉から、軟骨、鴨、エミューまでそろい、味付けもセンスが冴える。
注文で楽しくなり、飲んで食べれば会話が一層盛り上がる。
仲間と行きたい条件に溢れた店は、ノンアル対応もしているから相手を問わず誘いやすいのだ。
大きなガラスがそのまま扉になっている入り口。
シンプルながら洒落たこのサインを見逃さずに。
編集部は見た!『茶割 目黒』にいるのはこんな大人たち
20代後半~30代の男女グループが主流で、女子比率が高め。
アパレルやIT系に勤めているであると思われる、ラフで個性的な装いが目立つ。目黒でなければ中目黒や恵比寿にも生息していそう。
サクッと飲んで決して悪酔いはしないイマドキな女子たちが多い。
■店舗概要
店名:茶割 目黒
住所:目黒区下目黒1-3-28 サンウッド目黒 B1F
TEL:03-6417-9811
営業時間:【月~金】17:00~(L.O.22:30)
【土・日・祝】15:00~(L.O.22:30)
定休日:無休
席数:カウンター15席、テーブル10席
今月の『東京カレンダー』は「目黒」特集。東京に親しんだ大人が向かうべき目黒の人気店を押さえれば、日常のディナーはより充実する!
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