「噂の、あの店に行かない?」本気のデートにぴったりな港区の注目店4選!

2.デートが多幸感に包まれる、名店出身のイタリアン@赤坂
『Filemone』


2022/7/22 OPEN

辺りが闇に包まれると、全面ガラス張りのファサードから温かみのある灯りが漏れ、店内の賑わいが表までダイレクトに伝わってくる


ガラス越しに感じられる、大人たちの静かな賑わい


イタリアンの強豪ひしめく東京で、トップクラスの人気と実力を誇るシチリア料理の名店『ドンチッチョ』

その姉妹店である南青山『シュリシュリ』でみっちりと修業を積んだコンビが、今年7月に晴れて独立。

赤坂の閑静な一角に『Filemone』を構えた。

口の中でほどけるセコンドは、重厚な赤ワインとともに楽しみたい

肉を焼き、赤ワインや香味野菜と煮込み、それらを寝かせて…と3日がかりで仕上げる「牛ホホ肉の黒胡椒煮込み」3,600円(金額は2名分、写真は1名分)


シェフの新田大介さんは7年、サービスの森 裕太さんは5年にわたって『シュリシュリ』に在籍。

その前後にもそれぞれに経験を重ねて、引き出しを増やした。

優しい色合いで構成された空間の印象は、ヘルシー。通りから中の様子が分かる店構えも“隠れ家レストラン”とは対極で、だからこそ気取らずに足を運べる。

料理はシチリアのみならず、イタリア各地のレシピを柔軟に取り入れているが、日本の旬の素材を使って軽やかに。

手書きのメニューには、魅力的な料理名が並ぶ。


「長崎五島直送 燻製ブリのカルパッチョ」1,800円(2名分)。

脂の乗った旬のブリに、たっぷりのハーブやおかひじき、トマトを添えて爽やかに。


「ポルチーニ茸のクレープと秋トリュフ」1,500円(1本)。

中にはポルチーニとリコッタチーズ入りのベシャメルソースが。


京都・丹波のイノシシを煮込んだ「猪と黒キャベツのラグー パッパルデッレ」2,400円(2名分)。パスタは自家製だ。


美しく並んだテーブルセットと静かにゆらめくキャンドルが、店内を演出。

地中海を思わせるターコイズグリーンはこの店のキーカラーだ。

隙なくビシッと決める艷やかなディナーも素敵だが、気の置けない間柄の相手とリラックスして過ごしたい夜に、多幸感に包まれるのはきっとこんな店だ。


ほがらかな接客が持ち味のサービス担当・森さんは長崎、実直なシェフの新田さんは山梨の出身。

それぞれの故郷からの素材を、料理に積極的に取り入れている。

「健やかな料理と温かなおもてなしが信条です」

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